VARが関与する3つのカテゴリー(1)ゴールに関すること(2)ペナルティかどうか(3)一発退場(2枚目のイエローカードではない)~VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関するメディア説明会より(4)~
Jリーグは3月22日、JFAハウスで2018シーズンより試験導入に向けた準備を開始するVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)に関するメディア説明会を開催した。説明会には国際サッカー評議会(IFAB)テクニカルダイレクター兼イングランドサッカー協会(FA)審判委員長のデイヴィッド・エルレイ氏、日本サッカー協会(JFA)の小川佳実審判委員長、Jリーグ原博実副理事長が出席した。
今回から数回に分けて、説明会での出席者のコメントをお届けしてします。
○デイヴィッド・エルレイ氏
2018年現在、およそ40カ国が実際の大会で使っていたり、あるいは使うかどうか検討をしています。VARが承認された後、来週ロンドンで行われるVARのワークショップが開催されます。65の国や競技団体から100人を超える代表者が参加しています。その中に日本も含まれていて、実際にVARを導入に興味を示しています。
現在、どこでVARが使われているのか、この地図で示しています。

説明会での配布資料より
VARを使用することで、どのような判定が変わるのでしょうか?
IFABの年次総会で、ゲームを左右する判定や出来事について、VARが関与する3つのカテゴリーについて承認されています。
・ゴールに関すること
・ペナルティかどうか
・一発退場(2枚目のイエローカードではない)
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