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【ニュース】2022年度第6回の理事会を開催。鈴鹿ポイントゲッターズ(JFL)のJリーグ百年構想クラブの資格について「新たな株主がわかっていない中で資格を付与することは明らかに難しい状況だと理事会でも確認をしました。(野々村チェアマン)」

6月28日、Jリーグの2022年度第6回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。

会見の冒頭、今回決議された「鈴鹿ポイントゲッターズのJリーグ百年構想クラブの資格について」野々村チェアマンは次のように述べた。


○野々村芳和チェアマン
「今説明があった通り、鈴鹿ポイントゲッターズに対しては資格停止となりました。新たな株主がわかっていない中で資格を付与することは明らかに難しい状況だと理事会でも確認をしました。
そもそも端を発した案件というところでは八百長を企てたという事ですが、改めてJリーグとしては(八百長は)絶対にありえないという事です。その後、ガバナンス体制がどうなっていくのかをウォッチしていく中で、今回は6月30日までがクラブライセンスの申請期限ということもあって、これは百年構想クラブに手を挙げているクラブが審査を受けているわけですが、それがリミット(期限)だったことも1つポイントでした。
選手の夢とか選手の家族を考えると非常に胸が痛いのですが、選手の夢とか選手の家族を守るのもクラブであるという事は、Jリーグとしてもしっかりと考えていかなくてはいけないと思います。
一方でクラブも新しい体制に代わって、現場からクラブを生まれ変わらせようという動きで、この数か月間本当に尽力してくれたと思っています。
先ほど理事会が終わった後に僕の知っている人たちに限定されますが三浦泰年さんを含めて新体制の役員の3名の方には電話でお伝えさせていただきましたが、三浦さんも『引き続き責任を持って11月にチャンスがあるならそこを目指してガバナンスの体制を整えていきたい』というようなことを言っていただきました。

また三浦さんとは選手のケアについても少しお話をさせていただきましたが、クラブとして生まれ変わって次のチャレンジへ向かっていけるようにリーグとしてはしっかり寄り添ってアドバイスをしていくスタンスで取り組んでいきたいなと思っています」

その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。

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