2023年06月03日 12時00分　
カテゴリ： ★無料記事 • インタビュー・対談
タグ : J1 • J2 • J3 • JFL • Jリーグ • photo • pickup • イベント • カルチャー • サッカー本 • サポーター • スポーツビジネス • ワールドカップ • 地域リーグ • 日本代表 • 海外サッカー • 澤野雅之 • 福島成人

ドキュメンタリー「トモにカタールへ！」上映は入場無料（要事前予約）

■今年も開催「Jサポフリーペーパーサミット エクストラ」

──ところで今年は物販がないんですよね。ですので、出張版「徹壱堂」はありません。

澤野　「澤野書店」もありません。これには事情があって、かなっくホールは公共の施設ということで、映画祭に直接関係のない物販はご遠慮いただきたい、というお話になったんですね。まったくだめになったということではなくて、映画祭の副次的なもの、たとえばイベントのお土産という形であればOKということになりました。そこのところは、お察しいただければ幸いです。

──考えてみれば、去年は「徹壱堂」の店番で、2本くらいしか映画は観ていないんですよね。ですので、今年はいち観客として映画やイベントやエキスポを楽しみたいと思います。そこで最後に、エキスポの紹介をお願いします。

澤野　YFFFでは、映画以外でもさまざまなフットボールカルチャーを発信するということで、若手のクリエイターやフォトグラファーの作品を展示することになりました。それと、今年も「Jサポフリーペーパーサミット エクストラ」を開催します。

──さまざまなJクラブのサポーターによる、フリーペーパーですよね。柏レイソルのサポが試合当日に駅前で配っているものが有名ですが、こういうフリーペーパーは他クラブでもあるんですよね？

澤野　あります。今回も柏レイソル、サンフレッチェ広島、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府、ヴィッセル神戸、SC相模原、FC岐阜、栃木SCのフリーペーパー８紙が展示されます。映画祭では、横浜F・マリノスのドキュメンタリーもありますが、それ以外にもJクラブのサポが楽しめるようなコンテンツを用意しています。ですので、会場では試合や選手のことだけでなく、スタグルやマスコットの話題なんかでも盛り上がっていただければと思います。

──こういう、サポートクラブの垣根を超えた交流って、やっぱり大事ですよね。エキスポ以外に、そういった催しってあります？

福島　かなっくホールでの上映は18日の夜まであるんですが、そのあとで「ハーフタイムパーティ」を東神奈川駅の反対側にある町中華で開催します。

──YFFFの最終日にハーフタイムなんですか？

福島　YFFFというのは、かなっくホールだけでなく、その後はシネマ・ジャック＆ベティでの追っかけ上映も含まれます。そういった意味での「ハーフタイムパーティ」なんですね。軽い打ち上げという意味合いもあるんですが、作品やサッカーについて、それこそサポートクラブを超えた交流の機会にしていただければと思います。

澤野　ちなみに、ここの町中華で食事したんですけど、めちゃくちゃ美味しかったです！

──それは楽しみですね。というわけで、最後にそれぞれメッセージをいただければと思います。まずは澤野さんから。

澤野　私はエキスポの担当ということで、なかなか映画のほうには携われていないんですけれど、逆に皆さんの感想をぜひ伺いたいと思います。かなっくホールでの2日間は、基本的にエキスポの会場にいますので、ぜひともお気軽にお声がけいただければ嬉しいです。

──最後に福島さん、お願いします。

福島　今って、ネットを通じていくらでも映像が見られる時代になったじゃないですか。そうした中、映画館に来ていただいて、一緒に映画を楽しめる環境をどう作っていくのか。最近はそちらのほうを一生懸命考える機会が増えているように感じます。今できる最高のプログラムをご用意しましたので、ぜひ皆さん遊びに来てください。あと、今年から全席指定席になりました。ですので、直前まで食事をしていても大丈夫です（笑）。

──それ、重要な情報ですね。私はおそらく18日にお邪魔すると思います。福島さん、澤野さん、今日はありがとうございました。

＜この稿、了＞

ヨコハマ・フットボール映画祭2023のチケットはteketにて絶賛発売中！

前のページ