宇都宮徹壱ウェブマガジン

論客たちが激論! 2023年マスコット「ベストイレブン」 だじゅうる&佐々木裕華&能田達規&宇都宮徹壱<1/3>

 昨日20時より、当WMにて「2024Jリーグマスコットを語り尽くす!」の216日開催、そして「2023WMベストマスコット賞」投票開始についてリリースさせていただいた(参照)。このうち後者のベストマスコット賞については、選考委員会が選出したベストイレブンをWM会員(サッカーパック会員含む)の投票によって決定することになっている。

 このベストイレブンの選出については、当然ながら「ウチの子が入っていないじゃないか!」というお叱りの声もあることだろう。今回の選出方法は、以下のとおり。委員長のだじゅうるさん、佐々木裕華(ささゆか)さん、能田達規さん、そして私の4人が、それぞれ45体のマスコットを選出。選出理由を各自がプレゼンした上で、合議制でベストイレブンを決定している。

 ただ「可愛い」とか「人気がある」だけではない。ホームタウン活動や集客やグッズ販売などによる、地域やクラブへの貢献度。SNSなどによる発信力、さらには話題性やストーリー性といったものも吟味した上で、2023年シーズンを象徴するマスコットを11体選出した。最終的には、皆さんの投票によって「ベストマスコット賞」を決定。当該クラブには、トロフィーが授与される。

 本稿では、それぞれの選者がなぜ、そのマスコットを選んだのか。そして、どのようにしてベストイレブンが決まっていったのか。その過程を「天日干し」にしたのが本稿。エントリーしたマスコットには、それぞれ知られざるエピソードがあるので、投票の参考にしていただければ幸いである。なお、選考委員会の4人は、イベント当日にも登壇者として出演予定だ。(202419日、オンラインにて収録)

宇都宮徹壱が選んだマスコット5体:ヴァンくん(甲府)、ヴィヴィくん(長崎)、リヴェルン(東京V)、ガンズくん(松本)、ハーマー&ドリー(いわき)

 皆さん、今日はお集まりいただき、ありがとうございます。そして4年ぶりの開催となる、マスコットイベントへご登壇いただくこととなり、大変感謝しております。さっそくですが、216日のマスコットイベントで発表する「2023 WMベストマスコット賞」にエントリーする、ベストイレブンをこの場で決定したいと思います。

 私が選んだのは、ヴァンくん、ヴィヴィくん、リヴェルン、ガンズくん、そしてハーマー&ドリーの5体。もしかしたら「6体」というツッコミもあるかもしれませんが(笑)。以下、それぞれの選出理由の述べることにしたいと思います。

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