【ニュース】J1・J2開幕戦20試合のうち15試合が地上波で無料放送。視聴率は新潟で14.7%、大分で13.5%。山形、清水、長崎でも10%超え。「有料放送と無料放送のバランスを上手く取りながら、多くの人に地域のJリーグをどう届けていくのかは引き続きやっていきたい(野々村チェアマン)」
2月22日、Jリーグの2023年度第2回の理事会が行われ、理事会後WEB上で記者会見が行われた。
それから開幕の話をしましたが、去年との違いがもう一つあります。
会見の中で、開幕戦のメディア露出について野々村チェマンが次のように述べた。
○野々村芳和チェマン
リーグとしても無料の地上波でどれだけ多くの露出をしていくかという事を、有料放送と無料放送のバランスをどう整えながらより多くの人に知ってもらうかということをやっていくわけですが、開幕ゲームに関しては、J1・J2で20試合のうち15試合が無料の地上波放送をすることができました。どうしても東京にいると少しサッカーが見にくい環境なのかもしれませんが、それぞれの地域においては、開幕試合は20チームのうち15チームが地元のチームを応援する環境ができていたと思います。
その中でも視聴率で言えば、C大阪vs新潟での新潟での(世帯)視聴率が14.7%。その他でも10%を超えたところでは、甲府vs山形の山形での視聴率、清水vs水戸それから長崎vs千葉のホームチームの地域での視聴率が10%を超えました。それから山口vs大宮でも山口での視聴率が9%を超えていたり、徳島vs大分にいたっては、大分での視聴率が13.5%ということでした。
このご時世では、世帯視聴率であっても10%を超えるのは、クラブとしてもその地域で成功への道を進んでいるのかな感じています。
もちろん全試合を契約の関係もあって難しい部分もありますが、有料放送と無料放送のバランスを上手く取りながら、多くの人に地域のJリーグをどう届けていくのかは引き続きやっていきたいなと思っています」
その他、本日Jリーグから決議事項・報告事項がリリースされています。