【ニュース】「明日もルヴァンカップがあります。浦和と対戦する鳥取には6000人以上の人が来そうだとか、そういった事も含めて各スタジアムに平均3000人くらいの人がスタジアムに足を運んでくれそうなので、プライドとかも含めていいものを見せて欲しい(野々村チェアマン)」
4月23日、Jリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。
野々村チェアマンから会見の冒頭、今季の入場者数、大会方式の変わったルヴァンカップについての所感についてコメントした。
〇野々村芳和チェアマン
コロナ禍の制限が全くない中で久々にシーズンがスタートしたが、入場者数のお話を少しさせていただきます。J1が9節、J2が11節、J3が10節終わった中で、総入場者数が昨年との比較では113%でした。過去最高の2019年とほぼ同じくらい数、約270万人の方が今シーズンスタジアムへ来てくれています。スタートとしては当然ながら悪くないというか、過去最高に近いくらいの人たちに見ていただけています。横浜FMはACLがあるので、リーグ戦が1試合未消化という事は付け加えさせていただきます。
あとは60クラブの中ではどんな感じかという話で一つトピックスとしては、入場者数のTOP10のクラブが去年比で129%でした。国立競技場も含めた収容人数の多いスタジアムがホームのJ1チームが引っ張ってくれていて順調に伸ばすことができています。今年は1年間かけて過去最高の数字をクラブとリーグで目指していくという事は以前にもお伝えしましたが、その目標を達成する上でもいいスタートを切れたのかなと思います。
一方で、今年からルヴァンカップの大会方式が変更になりました。明日も試合がありますが、先週の水曜日は天気もあまり良くない中で開催されました。その中で、例えば八戸とYSCC横浜はリーグ戦・カップ戦含めて水曜日の試合で過去最高のお客様を集めることができました。下のカテゴリーのクラブにとってのクラブの経験値を上げることにもなるし、ビジネス的にも過去最高の売り上げに近いまたはそれ以上のものを売り上げているので、ビジネス面に関しても良かったです。
理事の中でも何人か現地に言ってくれましたが、普段見れないトップカテゴリーのクラブが来て、子供たちがすごく楽しんでいる姿が印象に残ったという人もいましたし、何よりもゲーム内容も接戦も多かったです。ほとんどの試合ではJ1のクラブが勝ちましたが、うちのクラブもできるんじゃないかという明るい未来を見せる事ができたのは良かったんじゃないかと思います。
明日もルヴァンカップがあります。浦和と対戦する鳥取には6000人以上の人が来そうだとか、そういった事も含めて平均3000人くらいの人が各スタジアムに足を運んでくれそうなので、プライドとかも含めていいものを見せて欲しいと思います。
もう一つ、明日は横浜FMの大事な試合(ACL準決勝第2戦)があります。獲得したいものは60クラブもありますから違いはありますけど、いずれにしても大事な試合があるので、ぜひ多くの人に注目して欲しいと思います。