Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【ニュース】Jリーグの開幕節について「開幕としては史上最高の数字だったことは純粋に喜ばしい事だったかなと思います(野々村チェアマン)」

2月27日、Jリーグの理事会が行われ、理事会後に記者会見が行われた。

まず司会から、Jリーグの開幕節についての報告があった。
入場者数はJ1が平均2万人超えとなり(合計209,013人、平均20,901人)、J2も約8500人(合計84,363人、平均8,436人)、J3も約3,500人(合計34,263人、平均3,426人)となった。
また試合のTVでの全国放送で2試合、ローカルでは20地域で放送され、地上波のTV露出についても約5時間40分、地上波TV露出(キー局のみ)で2,490秒となり、計測している2009年以降では最高の数字となった事が報告された。


その後、野々村チェアマンから開幕節の所感についてコメントした。

〇野々村芳和チェアマン

「今のメンバーでは最後の理事会となりました。2年前にJリーグへ来ましたが、その時からガバナンスを変更しながら、理事会での場でどれだけ良い議論が交わされるか目指してやって来ました。すごくいろいろな事をそれぞれの得意分野や専門分野から話をしてくれて、今まですっと決まっていたことがなかなか決まらなくなった部分もあるんですけど、それだけいろいろな議論を尽くして意思決定できるようになったのかなと思っています。この先も一緒に続いていく理事の方もいますけど、改めて(理事会の)メンバーには感謝したいなと思います。

→役員改選に関するお知らせ(24/01/26)

それからリーグが開幕をしました。もちろん勝ち負けがあるので上手くいったチームやそうでないチームもあると思いますが、リーグ全体として見ると、J1からJ3が同時に開幕することも初めてという事もあり、週末スタジアムでサッカーに関わってくれた人や楽しんでくれた人が327,639人ということで、開幕としては史上最高の数字だったことは純粋に喜ばしい事だったかなと思います。

ゲームを見ても、広島の新スタジアムであったり、国立での東京Vvs横浜FMだったり、多くの人に伝えて欲しいなというようなものを上手く伝わっていった感覚を持っています。

あとはDAZNでの視聴もすごく良かったという報告も受けています。リーグとしてはローカルでの地上波での放送も一昨年から増やしています。そこでの視聴率等を含めると、最低でも650万人以上の人が試合を見てくれたという事は、これも含めていいスタートが切れたと思います。

いろいろな細かい事は毎回あるのがこの世界ですけど、大きな文脈としてはすごくいいスタートが切れたのかなと思います」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ