【サッカー人気3位】【浦和を語ろう】柴戸海が町田で得たものを浦和に還元するため…

石井紘人のFootball Referee Journal

副審はコミュニケーションシステムだけでなく、アイコンタクトはもちろん、シグナルビープも深い位置や戻りオフサイド等で駆使出来る【プロフェッショナルレフェリー(PR)トレーニングキャンプ6/19座学②】

619日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が高円宮記念JFA夢フィールドにて行われたPRキャンプの座学とトレーニングをメディアに公開した。

フィールドで行われたフィジカルトレーニングについては既に記しているので、

今回は13時から休憩を挟んで三時間近く行われた侃侃諤諤の座学について意訳になるが、レポートしたい。

とあるJリーグの試合。後半立ち上がり、相手アタッキングサードで攻守が入れ替わったタイミングで、ホールディングのファウルが起こる。AR2からは「イエロー!イエロー!」という強いサポートがあり、この試合最初のカードとなった。

試合も終盤。似たような状況、AR1側でホールディングが起こる。ここではカードが出なかった。

この事象のテーマは、トリオでのレフェリング。

宮島一代JFA審判マネジャーは「声のサポートの方がフラッグテクニックより、格段に難しい。コミュニケーションシステムが入ってきて10年、使い方を見直さないといけない時期にきている」という。

「副審からの発信、声のトーンや強さを、レフェリーがどのように受け取るか考えよう」

 

■DVD『トリオ』でも、試合が終わってすぐにRARが映像を見返し、見え方、どのようなサポートだったのかを話していた

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