無料:笠原寛貴レフェリー、聳城巧アシスタントレフェリーが2016年の佐藤隆治(現JFA審判マネジャーJリーグ統括)以来の快挙を成し遂げる【JFA審判委員会レフェリーブリーフィング】
本日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年2回目となる『レフェリーブリーフィング』を開催した。
ほぼすべての時間が「意図的にアクチュアルプレーイングタイムを伸ばすためにファウルをとらないという事はない」という判定基準の説明に費やされたが、そんな中で冒頭に2016年以来の快挙が明かされた。
それは、先日行われたAFC U-20ワールドカップ決勝で笠原寛貴がレフェリーとして、聳城巧がアシスタントレフェリー1として割り当てられた事だ。
扇谷健司JFA審判委員会委員長は、U-20日本代表がチームとして決勝に進めなかった事、優勝できなかった事は残念としながらも、
「AFCの主要大会で、日本の審判員が決勝のピッチに立つことができました。
AFCアジアカップでは飯田淳平がAVARを担当しましたが、2016年に佐藤隆治(現JFA審判マネジャーJリーグ統括)がACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)の決勝のセカンドレグを担当して以来、AFCの主要大会のファイナルの笛を吹くことはなかったのです。
非常に我々としても嬉しいニュースですし、イントラクターとして佐藤も行っておりました。
笠原、そして副審の聳城の2人が、大会で成功を収めたことは非常に嬉しいことですし、皆さんにもお伝えさせて頂きたいと思い、お話させて頂きました」。
FIFAワールドカップ本大会で日本人レフェリーが笛を手にするトライとして、FIFAレフェリーたちだけでなく、アセッサーとして佐藤もプレゼンスを高めている。