荒木友輔氏に訊くゲームの温度によって変わる基準とワールドカップ最終予選、飯田淳平氏の国際親善試合に密着、御厨貴文氏のレフェリング時の動作【DVD審判シリーズ完結編】
DVD『国際審判員(主審・副審) カルテットのレフェリング』の編集が完了しました。
先日、編集部が記したように、荒木友輔氏と聳城巧氏にインタビューを行わせて頂きました。国際親善試合のニューカッスル戦の映像を元に、荒木氏がワールドカップ最終予選やアジアカップ決勝トーナメントで、選手とどのようなやりとりをしていたのか等、FIFAレフェリーのレフェリングについて教えて頂きました。
聳城氏には今までDVD審判シリーズでもフォーカスを当ててこなかったアシスタントレフェリー(AR)の世界を、「『やべっちスタジアム』のSTOP解説のようにやって頂けませんか?」と無茶ぶりに答えて頂きました。ARがどのようにオフサイドの見極め、ファウルサポートを行っているのか、エンターティメント的に収録致しました。
それらを踏まえてFIFA REFの飯田淳平氏の実際の国際親善試合のレフェリングにカメラが密着しました。選手との英語でのコミュニケーションはもちろん、FIFA ARの淺田武士氏、元FIFA ARの平間亮氏、J1担当審判員である4thを務めた川俣秀氏とのカルテットでのボケイロ(審判団が付けているコミュニケーションシステム:インカム)音声を映画のセリフのように綺麗に聞けるような作品に出来ました。JFA様、Jリーグ様に感謝しかありません。
2024Jリーグアウォーズの舞台裏は、DVD『国際審判員』では全編独自映像のみにしました。JリーグのYoutubeで公開されている映像が素晴らしいので、DVD『国際審判員』は違ったアプローチで収録する事にしたのです。
御厨貴文氏は、林大地選手や田中駿汰選手や村上昌謙選手が伸びるきっかけとなった接触技術を用いる大阪体育大学出身です。御厨氏には、レフェリーとして意識されている動作について、「DVDという動画だからこそ出来るので」とお願いし、お答え頂きました。ありがとうございます。
西橋勲氏にもARの足の運びについて解説頂き、松尾一氏にはDVD『審判』でみせたコミュニケーションについて明かして頂きました。
そして、締めは高山啓義氏が舞台裏で何気なく語られたJリーグ担当審判員を目指す方々へのメッセージとさせて頂きました。また、舞台裏では選手とのリスペクトある雰囲気も垣間見えます。
DVD審判シリーズ完結編となる本作にご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
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