宇都宮徹壱ウェブマガジン

フロンターレ訪問、飛鳥山での花見、そして今季初J3 3月13日(月)〜19日(日)

313日(月)雨のちくもり時々晴れ@東京

 540分起床。35.9度。新しい1週間は自宅のある東京から。今日からマスクは自己判断。岸田首相もノーマスクで官邸入りしたことがニュースになっていた。「屋外ではマスクなしでも大丈夫」とのことだが、庶民が気にするのは世間体と他人の目。当面の間、マスク着用が多数派となるのは致し方ないだろう。

 朝食後、カミさんを送り出してから、まずは先週の日記のまとめ。ずっと執筆の日々が続いているが、今週もその状況は変わらない。書籍に関しては、昨年末から引きずっていた懸案事項もいったん蹴りがついたので、GW前には区切りをつけなければならない。3月も今週から後半戦。ネジを巻き直そう。

 10時に出発。移動中、ノーベル賞作家の大江健三郎さんの死去を知る。失礼ながら「え、ご存命だったの?」というのが正直な印象。ずっと表舞台への登場や発信がなかったので、そう思ってしまったのだろう。亡き父が「今年(1994年)は大江さんがノーベル賞文学賞を受賞したのが唯一良かったこと」と実感を込めて語っていたのを思い出す。

 11時に西荻窪のコーワキングスペースに到着。オーナーのヒロミさんがいたので、今日からマスクなしで問題ないかを確認する。「もちろんですよ」との回答をいただいたので、心の中でガッツポーズ。確定申告をお願いしていた税理士さんから、ドラフトが届いたので確認する。どうやら今年は、過去最高の還付金が振り込まれることになりそうだ。

 ランチは大戸屋で済ませ、午後はオンラインの打ち合わせが1件。書籍でのインタビュー取材の起こしをお願いしているアリサさんと久しぶりにお話する。以降は「ビフォア・Jリーグチェアマン」の原稿をブラッシュアップ。完成させたものをチェックに回して、今日の執筆作業は終了。17時に撤収する。

 食材の買い出しをして18時に帰宅。夕食に豚とキャベツの鍋料理を作り、先にいただいてからハフコミウェビナーの準備をする。20時、福島ユナイテッドFCの前GM、竹鼻快さんをお招きして2時間お話を伺う。とても興味深い内容だったけれど、リアルタイムの参加者が少なかったのがちょっと残念。カミさん、2130分に帰宅。ビールで乾杯して、23時就寝。

「陽気で明るく美味しい国ウクライナ」が戦禍に。研究者・岡部芳彦さんを駆り立てるかつての後悔とは

「受験は毎年あるけどソ連崩壊は一度しかない」「それなら行ってこい」という父と子の会話が好き。

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