宇都宮徹壱ウェブマガジン

宇都宮徹壱ウェブマガジン「ただ今準備中!」1月後半戦(編集部・森衿子)

 まずは今年開催の2023 FIFA女子ワールドカップにも大きく関わりそうな話題から。日本女子代表の一員でもある長野風花選手が背番号「8」で、リバプール・ウィメンに加入することが発表されました。代表戦では先輩の猶本光選手が背番号「8」を背負っているため、長野選手は「6」をつけることが多いのですが、これからの日本女子代表の「10」をも託せる選手です。今夏の女子ワールドカップもしっかり応援していきたいですね!

 また、Jリーグ内定選手も数多く出場していた高校サッカー選手権も見応えがありました。PK戦の強さが際立ち、見事優勝した岡山学芸館の高原良明監督は、ファジアーノ岡山が中国リーグを戦っていた頃の選手でした。なんと、セカンドキャリアとしての道が現役を続けながらの岡山学芸館コーチ就任で、リタイア後に監督就任し、今回の初優勝へ。フットボール人生は、何が起こるかわかりません。

 そして待ち遠しい開幕前哨戦、FUJIFILM SUPER CUPでは「マスコットエンジョイシート」の発売も決定。それに先立ち、 111日に配信した、JYouTube Live「やるの? やめるの? Jリーグマスコット総選挙大討論会」では、多くのリスナーにご参加いただき、ありがとうございました。見逃した方はアーカイブをご覧いただけます。今年もマスコットをテーマにした企画をいろいろ開催したいですね。これからもご参加お待ちしております!

 さて、WM1月後半戦の予告です。

 1月第3週は、月に一度の徹ルポ「Jリーグ現代史」の最終回。今回は元常勤理事の佐伯夕利子さんが登場します。佐伯さんといえば、18歳にしてスペイン移住とサッカー指導者を目指すことを決意し、2003年に日本人および女性として初めてJFAS級ライセンスに相当するNIVEL IIIを取得。男子チームの指導経験もあります。そんな彼女が常勤理事に就任したのは、まさにコロナ禍一色となった2020年の3月。結局、スペインから帰国できなかったものの、国外に居ながらにして常勤理事を務める初めてのケースとなりました。今回はコロナ禍の2年間における、佐伯さんの知られざるJリーグへの貢献について、ご本人の証言に基づきながら明らかにしていきます。感動の最終回、どうぞお楽しみに!

 第4週は、カテゴリーと地域を超えたスペシャルな顔合わせ! 当WMではお馴染み、カターレ富山の左伴繁雄社長、そして南葛SCのえとみほ(江藤美帆)マーケティング部長による夢の対談をお届けします。J3と関東1部、そして地方都市と首都圏。カテゴリーと地域の違いから見る、スポンサー営業やマーケティング戦略の違いについて、おふたりに大いに語り合っていただきました。SNSでは交流があったおふたりですが、オンラインとはいえ直接お話するのは、実は今回が初めて。WMだからこそ実現した今回の対談では、どんな話題が飛び出すのでしょうか? 両クラブのファンならずとも必読です!

 宇都宮の1月後半戦は、各Jクラブがキャンプインし、同業者が取材に赴く中、書籍案件の執筆三昧となりそうです。加えて、今年1年にわたる長期連載の準備も進めています。詳細は決まり次第、お伝えいたしますので、楽しみにお待ちください。

 最後に116日(月)いっぱいが締切の募集の最終告知です!

1/16〆切】Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー「自由化」についての質問を募集します!

【1/16〆切】Jリーグオフィシャルネーム&ナンバー「自由化」についての質問を募集します!

 昨年1220日に行われたJリーグ理事会後の会見で、視認性重視のために2021年から導入されたオフィシャルネーム&ナンバーが、2024年から「自由化」されることが発表されました。さまざまな疑問や憶測が飛び交う中、宇都宮はJリーグに取材を申し入れいたしました。取材には皆様からの質問も反映させますので、上記リンクのフォームより、皆様のお声をお聞かせください。

 それでは1月後半のWMも引き続きご愛読賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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