宇都宮徹壱ウェブマガジン

全社取材終了、とても気の張るインタビュー、そしてルヴァン杯決勝 10月17日(月)〜23日(日)

10月17日(月)くもりのち雨@日南~志布志

 6時45分起床。36.1度。新しい1週間は取材先の日南から。寝坊して試合に間に合わない夢を見た。ずっとバスや電車の時間を気にする日々が続いていたからだろう。中村俊輔が現役引退を発表したとのこと。44歳までよく頑張りました。今度は監督として、第一線に戻ってくることを期待したい。

 7時20分にチェックアウト。重たい荷物を引きずっていると、登校する地元の小中学生が見知らぬおじさんに「おはようございます!」と声をかけてくる。防犯という目的もあるのだろうけれど、それでもうれしいものだ。7時39分発の志布志行きのバスに乗車。すっかり運転手にも顔を覚えられたようで「サッカーはいつまであるんですか?」と聞かれた。

 9時前に志布志駅に到着。さっそくホテルに向かうと、某クラブの選手たちが出てきた。どうやら同じ宿らしい。さっそく荷物を預けてから、コンビニで買い出しをして、ジョイフルでいつもの朝食。荷物から解放されるのは本当にありがたい。最後の2日間、志布志の宿が取れて本当によかった。

 10時前にホテルに戻り、機材をピックアップしてから、このホテルを紹介してくれた前田カオリさんと一緒にタクシーでしおかぜ公園に向かう。天気は雨だが、それほど激しくはならないだろう。全社も3日目。今日には全社枠が埋まりそうだ。

 この日の試合についてはこちらに書いたとおり。全社枠は、ヴェロスクロノス都農、ブリオベッカ浦安、そしてFC延岡 AGATAに決まった。そしてベスト4のもう1チームは、BTOPサンクくりやま。北海道チャンピオンは、もはや草刈場ではないことを示した。いつかは現地で取材したいものだ。

 すべての取材が終了し、タクシーで16時にホテルに帰着。すぐに写真の整理と加工、そしてキャプション書きにとりかかる。20時からハフコミ会員のミーティング。浦安の谷口和司代表も参加してくれたので「おめでとうございます!」と申し上げる。21時にフォトギャラリーをアップ。夕食に焼き肉をいただき、22時30分就寝。

中村俊輔選手の現役引退によせて

あるマリサポの独白。

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