2014年のリベンジで得たリオへの切符 千田善のフットボールクリップ
徹マガ読者のみなさん、ごきげんよう!
関東地方ではバレンタインデーにチョコの代わりに春一番が吹き、その翌日には雪が降るなど、気温も株価のような乱高下が続いていますが、お変わりありませんか? 今回はオリンピックの話題を中心に書いてみたいと思います。
まず、いささか物騒な話題から。ロシアのリオ五輪出場に関連した問題です(徹マガ269号の拙稿「難民、ハリルホジッチ、そして人種差別」も参照)。
ロシアの反ドーピング機構(RUSADA)元幹部の急死です。2月15日、ニキータ・カマエフ前委員長が死亡。2月3日にも前任者のビアチェスラフ・シニョフ元委員長(2008?10年在任)が急死していて、2週間で2人目。各国のメディアが取り上げています。
今年1月にはイギリス内務省が「2006年に死亡した元ロシア人スパイ、リトビネンコ氏はおそらくプーチン大統領が毒殺を指示した」という報告書を公表したばかり。ほかにも、人権活動家の「行方不明」事件や、チェチェン問題を追及していた女性ジャーナリスト、プーチン政権と対立したロシア人富豪の死などにロシア当局の関連が疑われています。
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