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石井紘人のFootball Referee Journal

[無料] #サッカー日本代表 #SAMURAIBLUE オーストラリア戦 アハマド・アルアリ審判団ボールアウトにディレイを適用? #SAMURAIBLUE #daihyo

レフェリー、アシスタントレフェリー、4thVARAVARのチームレフェリー『セクステット』の舞台裏を追ったDVDでも語られているように、フットボールには1000で全員が納得する判定はほとんどない。多くが70300、場合によっては、どちらかからは不満があがる6040、さらには5050の判定もある。

そんなレフェリーに委ねられたグレーな判定が、ファーストハーフではいくつか結果的に日本に有利になった。

12分、アルアリ主審はプレー後のコンタクトとみたが、オーストラリアからするとやや不満だろう。27分のデュークが倒れたシーンも、結果的にオーストラリアに不利な判定になった(日本からはATの久保があるが)。39分に関して言えば、オーストラリアのスローインにすべきだったように思う。

 

とは言え大きな判定の基準は貫徹されている。

3分には堂安へのホールドは、人数バランスや時間帯からもタクティカルまではいかない。36分の板倉のファウルチャージも、ボールへの意図と状況から、解説陣の焦りとは裏腹に懲戒罰は出さず。そこまで厳しくないカード基準が示された。

9分のようなボールにプレーできる範囲外のチャージはとりつつも、11分の上田が倒れたシーンはボールに対して体を入れれば接触は起こるとみる。

24分は上田への腕を見逃さず、ファウルに不満をみせるオーストラリア選手に弱さを見せずに対応した。

30分のシーンは、ボールアウトをディレイしたということか。こちらは『レフェリーブリーフィング』で取材したい。

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