石井紘人のFootball Referee Journal

無料:高校サッカー開幕戦は高崎航地主審に穴井千雅・道山悟至副審、原田雅士第四の審判員のチーム【成立学園×津工業】

高校サッカーの開幕戦の笛は、30歳と若手の高崎航地主審に託された。

35秒のコンタクトは互いにボールにプレーする中で出る手や足と見てとらない。基準は決して低くない。11分も当然ノーファウルだ。

3分にはコーナーキック前にGK前のポジション争いに注意を与え、大きな判定を防ぐ。

14分のアドバンテージから痛んだ選手への配慮も的確で、ラフプレーと見ないのも受け入れられる。

17分は足が不用意に上がり過ぎていたため、ファウルとし、悪意なくみえた選手とはコミュニケーションで収めた。20分のホールドも的確である。

38分は腕をフォーカスしたか。そのファウルの笛が鳴った後に、ボールを蹴ったため、遅延行為で警告が掲出された。コントロールに必要なカードと言える。

61分のゴールインは真横からの映像がなかったので何とも言えないが、何度か映像を止めてみた限り、受け入れられる判定だと思う。

90+5分にはアフターで足にいったためラフプレーでカードを掲出し、アディショナルタイム中に試合が止まった分もしっかりと加算し、受け入れられる状態で試合を終わらせた。

 

~採点基準~

5:彼なしに試合はありえなかった

4:普通に試合を終わらせた

3:カード・得点に対する微妙なシーンもあったが試合に影響はなかった

2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があり、ピッチに不満を残した

1:ミスから試合に影響を与えてしまった

0:試合を壊してしまった

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