水戸ホーリーホック森直樹監督、山田奈央キャプテンが示したコモンセンスあるV・ファーレン長崎戦での「判定が間違っていようと競技の「精神」は審判の判定が常にリスペクトされるべき」【レフェリーブリーフィング6/19③】
サッカーの競技規則は、他の多くのチームスポーツのものと比べ、比較的単純である。しかしながら、多くの状況において「主観的な」判断を必要とし、審判は人間であるため、必然的にいくつかの判定が間違ったものになったり、論争や議論を引き起こすことになる。
人によっては、これらの議論が試合の楽しみや魅力の一部となっている。しかし、判定が正しかろうと間違っていようと、競技の「精神」は、審判の判定が常にリスペクトされるべきものであることを求めている。
試合において重要な立場である人、特に監督やチームのキャプテンは、審判と審判によって下された判定をリスペクトするという、その試合において明確な責任を持っている。
■一級審判員全員をオンラインで集めカイゼンを共有
6月19日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が今年第三回目となる『レフェリーブリーフィング』を高円宮記念JFA夢フィールドにて開催した。
いつも通り、扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶後に、佐藤隆治JFA審判マネジャーJリーグ統括にバトンタッチ。審判交換プログラムの効果を語った後で、
「皆さんにきちんと説明した方が良いと思っています」と水戸ホーリーホック×V・ファーレン長崎戦について映像を交えて説明を行った。
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