J1第9節全試合振り返りLIVE(J論)【4/7(月)22時】

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【無料公開】2023年に最も読まれたWMコンテンツ・ベストイレブン<3/3>

【3位】J3の「2024年問題」をどう考えるべきか? 2016年のDAZN契約時の当事者に聞いてみた

 いよいよベスト3。第3位には、今年からJ3がDAZNで視聴できなくなる「2024年問題」について、9位にも登場した小西孝生さんにお話を伺っている。J3ファンには死活問題なだけに、多くの方に読まれることとなった。

 この中で小西さんは、来季はDAZNではない「別のプラットフォームで全試合を視聴できるようになると思います」。さらには「来年も必ずJ3の試合は視られる体制をJリーグは構築すると思います」としている。しかし年が明けても、Jリーグからのアナウンスは、まだない。

 来季のJ3には、大宮アルディージャや松本山雅FCやFC今治など、話題性と注目度が高く、ファン・サポーターの多いクラブがいくつも存在する。彼らが問題なく中継を視聴できる施策が、一日も早くJリーグから発表されることを願うばかりだ。

【2位】新しい専スタが「しれっと」金沢にできた理由 金沢ゴーゴーカレースタジアム誕生秘話

 第2位は、金沢ゴーゴーカレースタジアムを取材した、徹ルポがランクインした。今年はエディオンピースウイング広島、そして長崎スタジアムシティと、新スタジアムのオープンが目白押し。そんな中、金沢のゴースタに関しては、なぜか話題にならないことが取材のきっかけであった。

 久々に金沢を訪れたのは9月初旬で、ちょうどツエーゲン金沢がJ2の残留争いに苦しんでいた時期。ミクニワールドスタジアム北九州がオープンした2017年、ギラヴァンツ北九州が、J3に降格している前例から、地元ファンの間では「新スタの呪い」がまことしやかに語られていた。

 結果として金沢は、来季はJ3で戦うこととなり、シーズン移行も決まり、そして元日には大地震に見舞われた。いろいろとつらいこと、残念なことが続いたが、それだけにゴースタがオープンすることの意義は、より大きくなったのではないか。今年もぜひ、金沢を再訪することとしたい。

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