宇都宮徹壱ウェブマガジン

旭山動物園、味スタでのデーゲーム、そして実家の墓参り 9月18日(月・祝)~24日(日)

918日(月・祝)くもり時々晴れ一時雨@札幌~旭川~札幌

 615分起床。36.5度。新しい1週間は取材先の札幌から。今日は敬老の日でお休み。宿泊先は「寝るだけ」なので、滞在中は取材も含めて積極的に外に出るようにしている。今日は日帰りで旭川へ。かねてより気になっていた、旭山動物園を訪れることにする。札幌からはバスを乗り継いで片道3時間弱。往復のバス代と入園料込みで5200円のチケットを前日に購入しておいた。

 650分出発。今日も札幌駅に地下道にある「なか卯」で朝食。730分の旭川行きのバスに乗車する。移動中は先週の日記のまとめ作業、そして書籍のゲラチェック。旭川駅には930分に到着する。そこから在来線のバスに乗り換え、1015分に旭山動物園に到着。時おり雨がぱらつく空模様だが、酷暑ではないので動物たちも元気な姿を見せてくれそうだ。

 ここの動物園は、動物たちの生態を間近で見られるのが特徴。シロクマやカバやチンパンジーなど、お馴染みの動物たちも間近で見ると、大人になって初めて気づく発見がある。うさぎやヤギや豚といった家畜も展示する一方で、動物園の鉄板ともいえるゾウやサイがいなかったのも興味深い。珍しい動物を展示するよりも、よく知られている動物での「見せ方」や「伝え方」にとことんこだわっていることに好感が持てた。

 12時に併設されたレストランで豚丼をいただき、13時に見学終了。こうした観光らしい観光も本当に久しぶりで、実に満ち足りた気分になる。1310分発のバスで旭川駅へ。札幌行きのバス停は長蛇の列となっていて、14時の便には乗れず、30分後のバスに乗車することができた。1630分に札幌駅に到着。いったん宿に戻り、シャワーを浴びる。

 1830分に会食。私の20年来の読者である「ヤンデル先生」こと市原真さんに初めてお会いする。ヤンデル先生の知識と話題の豊富さに驚きつつ、今後の活動のヒントをいくつかいただく。新著のイベントにもご協力いただけそうだ。22時に先生とお別れして、宿で少し仕事の続きをしてから午前0時就寝。

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(残り 5066文字/全文: 5988文字)

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