宇都宮徹壱ウェブマガジン

ヨコハマ・フットボール映画祭2021 開催延期の決断について主催者に直撃!  

 国内外のフットボール映画を集めて、新シーズン開幕前に横浜市で開催される、ヨコハマ・フットボール映画祭(YFFF)。第11回となる今年は、かなっくホール&ギャラリーにて、1月30日と31日に開催されることになっていた。『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』をはじめ、今年も楽しみな作品が目白押しだったのだが、1月14日に開催延期を発表。きっかけとなったのはもちろん、1月7日に1都3県に発出された緊急事態宣言である。

  こちらのリリースによると、延期を決断した理由は以下の3点。(1)新型コロナウィルスの感染リスクが、かつてなく高まっていること。(2)映画祭の開催による人の移動が医療体制のひっ迫を後押ししてしまうこと。(3)映画祭の大きな魅力である「会場でのコミュニケーション」の実現が困難であること。いずれも至極もっともな理由であり、残念な結果ではあるものの、主催者側の決断については尊重するほかない。  

 当WMでは毎年、YFFFの上映作品についてのプレビュー企画を実施している。もちろん今年もスタンバイしていたのだが、開催延期のあおりを受けてお蔵入りとなってしまった。そこで急きょ、YFFF実行委員長の福島成人さんにインタビューさせていただいた。今回は動画とテキストの2本立て。本日お届けする動画篇では、開催延期に至った経緯と新日程の調整について、多忙を極める福島さんにお話を伺った。(収録日:2021年1月15日、Zoomにてインタビュー)

ヨコハマ・フットボール映画祭2021 福島成人が語る「10周年に思うこと」

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