【無料記事】『徹マガ』の思い出と送る言葉 歴代ゲスト42名によるメッセージ一挙公開
●フモフモ編集長(プロフェッショナル・スポーツ・ブロガー)
宇都宮さんにお詫びがあります。以前、赤坂見附のフーターズというセクシースポーツバーで飲みましたよね。そのとき、僕らの席にはMIKAちゃんという女の子がついてくれたのですが、その娘のサインをもらおうと思ったんです。でもイイ紙がなかったんです。で、宇都宮さんの名刺を使ってしまいました。その名刺は、宇都宮なんだかMIKAなんだかわからなくなりました。両方がダメになった気がしました。後悔しています。またいつかフーターズ行きましょう。今度は裏が白い名刺をください。6年間お疲れ様でした。
●村上アシシ(プロサポーター)
2014年のブラジルW杯開幕直前に「サポーターに対するサポート活動」を『徹マガ』で取り上げてもらいました。あれから2年経ち、プロサポーターを名乗ってそのサポート活動を続けています。個人的には、『徹マガ』終了を告知する際に、宇都宮さんと元編集長の澤山さんとの間で、『徹マガ』の文章内で数回繰り広げられた「文通」コンテンツが一番面白かったです(笑)。リニューアル、期待しています!
●森田太郎(Sarajevo Football Project)
今から17年前の『幻のサッカー王国』との出会いが、ぼくとサラエヴォ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナをサッカーで結びつけてくれました。あの一冊の本との出会いがなければ、サッカーを通して人と人とがふれあい、人と人とが豊かな文化を育む国と、これほどまでに深い関係を結べていたかどうか、わかりません。
私にとって、宇都宮さんがサッカーが民族の壁を越える可能性があることを教えてくれた恩師です。書籍を通しての出会いから、多くの支援をいただきながら、私、そして、Sarajevo Football Project、そして、FKクリロは成長してきました。この場をかりて、改めて感謝いたします。
そんなぼくだからこそ、昨年2015年にサラエヴォで開催された国際サッカー大会に宇都宮さんが取材に行かれたことに本当に心から感動しました。
かつて激しく対立し、分裂の道を選択し、戦争にまで至った旧ユーゴスラヴィアの国々から次世代の選手たちがサラエヴォに集まり、サッカーを通じて交流する。『幻のサッカー王国』が幻ではなかったかのようなその瞬間に宇都宮さんが立ち合い、オシムさんと再会し、かつてユーゴスラヴィア代表のユニフォームを纏った伝説の選手たちと語り合ったこと。17年前のサラエヴォの姿を知る宇都宮さんだからこそできる取材であったと今でも思います。
私の強引なお誘いにもかかわらず、サラエヴォに飛ばれ、現地の人々の姿を伝えてくださったこと、心から感謝申し上げます。また、これからも、サラエヴォ、そして、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ユーゴスラヴィアの人々をよろしくお願いします。
●吉田鋳造(FC岐阜サポ&地域リーグ・エンスー)
6年間の『徹マガ』の発行、お疲れ様でした。「好き好んでやってるだけ」の私の趣味活動なのに、個人取材を受けたのなんて初めての経験でした。
『徹マガ』とは「“賄いメシ”を“裏メニュー”として客に提供するようなモノ」だと思っていました。決して悪い意味ではなく、自分の活動への経済的価値の付加の追求という、「経営に自覚的なシェフ」の行動だと。文筆の『プロ』ならではだと認識していました。
今後の新しい展開にも期待しています。
●四方健太郎(アジアサッカー研究所所長)
シンガポールのマーライオン脇で撮影した日を懐かしく思います。あれから1年半くらい経ってますが、アジアサッカーはますます熱を帯びてます。
なでしこジャパンがまさかのリオ五輪予選敗退、フットサル代表がW杯予選敗退。これからA代表もアジア最終予選に突入します。
決して望むことではありませんが、A代表がアジア相手に敗退してしまう可能性も否定できません。
アジアサッカー研究所は、Jリーグアジア戦略も含めて、今後のアジアサッカーの動向にますます注力していきます。
宇都宮さんとアジアでご一緒できる日を楽しみにしています。
●りおた(スポーツイラストレーター)
『徹マガ』──サッカーに少なからず携わっていたら、必ずどこかで聞くこの名前。
あれはサッカーに携わる方でしっかり結果を残されている方や、有名な方、面白い方でないとインタビューされる事は無い、ハードル高き門のように思って見ていました。
まさかそんな『徹マガ』さんからインタビューいただける日が来るとは。思わずビックリ!
ずっと積み重ねて頑張ってきた事が報われたような気持ちになった事を昨日の事のように覚えています。
6年間続いた『徹マガ』が今月でメール配信が終了してしまうのは寂しくなりますが、また新たな形でサッカーに携わる様々な方々にスポットライトを当てていく宇都宮さんの記事や企画をこれからも楽しみにしています!
ありがとうございました!!!
そしてまたいつか取材してください(笑)。
●ロック総統(偉大なるフットボール革命の指導者)
宇都宮さんに初めて取材されたのは、相模原での、SC相模原と偉大なるホンダロックSCの試合だった。試合は3部らしい見どころの無い試合だったが、試合後「ええじゃないか!ええじゃないか!」と両サポーターがバックスタンドで繰り広げた狂乱の渦は、マッチコミッショナーも評価する革命的な事件になった。その目撃者として『サッカーダイジェスト』誌に掲載してくれた写真はまさに私の考える理想のサッカーシーンである。ひとまずお疲れ様!そしてこれからもよろしくである(`・ω・´)ゝ
<この稿、了>
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