【無料記事】『徹マガ』の思い出と送る言葉 歴代ゲスト42名によるメッセージ一挙公開
●中林良輔(東邦出版編集長)
『徹マガ』本当にお疲れ様でした。私が取材対象者として登場させていただいたのは『Jリーグ20周年記念フォトブック』を制作していたときなので2012年、もう4年も前のことになります。学生時代から憧れていたあの宇都宮徹壱さんから取材を受け、写真まで撮っていただいた(お仕事ご一緒させていただいたときとはまた別の)興奮はいまでも忘れません。新たに宇都宮さんとお仕事をさせていただく新刊書籍との連動も兼ねつつ、新メディアも力の限り応援致します。
●中村和彦(映画監督)
『徹マガ』の発展的解消おめでとうございます。
『徹マガ』では、私の監督作『アイ・コンタクト』、『MARCH』を紹介していただきました。『アイ・コンタクト』は2010年の作品ですから、『徹マガ』はそれ以上の足跡を残してきたわけですね。お疲れ様でした!
宇都宮さんが日本代表とともに辺境(と言ったら取材対象に少々失礼かもしれませんが)を取材されている点は共通するところもあり、勝手にシンパシーを感じていました。
是非、次回作(電動車椅子サッカーのドキュメンタリー)も新たなメディアで取り上げてください。完成は来年度末になりそうですが。
『宇都宮徹壱ウェブマガジン(WM)』楽しみにしてます。
●中村慎太郎(作家)
「君はブラジルへ行くべきだ!」と熱く説かれたのは2年半も前のことです。宇都宮さんから提案して頂いたことは、とりあえずやってみることにしています。理由は自分でもよくわかっていませんが、それが正しい道のような気がしています。ブラジルへの28日間の旅については、近日電子書籍として出版する予定です。日本が勝てなかったW杯について書いても売れるわけがないなどと突っ込まれもしますが、作品に熱があれば細かいことは関係ありません! 『徹マガ』読者の皆様、宇都宮さんの無茶ぶりの行く末を是非ご覧下さい。
●中村武彦(President & CEO, Blue United Corporation)
宇都宮さんに取り上げていただけたのは確か2回かと記憶しておりますが、遠く昔な気がしてしまいます。有料メディアで中々一般的には入手できない面白い視点から、面白い視点を持った人たちを取材されていて、非常に共感しておりました。
その後自分も気が付けば40歳になり、現在はNYにて独立起業しております。この稀有なチャンネルが終わってしまうことで寂しさを感じている多くの読者ファンの一人かと思いますが、また宇都宮さんが新しいメディアプラットフォームなのか、チャンネルなのか立ち上げられることを楽しみにしておりますし、またお声がけして頂けるような珍しい生き方をしていられたら本望です。どうもお疲れさまでした。
●能田達規(漫画家)
宇都宮徹壱さんとの出会いは「ナチュラルボーンクレーマー」私・能田のクレームのメールからです。私が応援している出身地のクラブ・愛媛FCは2013年当時記事になることも少なく宇都宮氏のメルマガで記事になってると聞き、その号目当てに試しに購読してみました。
愛媛FC非公認マスコット、一平くんに関してのこの記事についての感想メールを出したところ、すぐに宇都宮氏からレスポンスがあり取材したいとのことでインタビューを受けた次第です。言っておきますが、それ以前に私は下部リーグに手厚い宇都宮氏の記事はそれまでも度々拝読しており、著書も購入していたファンだったのです。
私のクレームは「公式マスコットのオ~レくんを差し置いて一平くんを取材するとは何事か!」…というのではなく(笑)、愛媛FCのニンジニアスタジアムのアクセスの記述に事実誤認があるのではないかというものです。
宇都宮氏の「加えてホームのニンスタは松山市の中心街から遠く(バスで30分ほど)」といった内容の記事に私が噛み付いたわけです。私は実家の父親が高齢で運転免許返上して以来、家族でバスでニンスタに年に数回通っていたわけですが、松山市駅からニンスタまで30分で着いたことは一度もありません。早くて40分、渋滞に捕まれば1時間オーバーは当たり前です。そのスタジアムに関して「アクセスは問題ない」という記事を有識者である宇都宮氏が書いたら今後地元によくない影響があると不遜にもクレームのメールしたのです。
そうしたら宇都宮氏はわざわざ話を聞きたいと私に会いに来てくれたのです。その取材対象に対する真摯な態度に私、感服いたしました。そのような経緯もあって宇都宮氏の記事は信頼出来ると言うことでその後も購読させて頂いています。
新媒体でのご活躍をお祈りしています。私の方は愛媛FCのスタジアム問題はライフワークだと思って、今連載している『マネーフットボール』という漫画にも反映させていたりします。私の愛する故郷・松山に堀之内スタジアムが早く出来ますように。
●福島成人(ヨコハマ・フットボール映画祭 実行委員長)
「『クラシコ』という映画の上映を手伝ってくれないか」という宇都宮さんの相談からヨコハマ・フットボール映画祭がスタートし、さらにその『クラシコ』は宇都宮さんの著書『股旅フットボール』から生まれたことを考えると、宇都宮さんが映画祭の母であり祖母であるということは疑いようのない事実です。
きっとそのうち、映画祭で“金のテテ賞”といったトロフィーが作られることになるのでしょう。(その時はご本人に彫金技術をいかんなく発揮いただかねば!)
兎にも角にも今後とも『徹マガ』、『宇都宮徹壱ウェブマガジン(WM)』同様、映画祭を宜しくお願いいたします。
●藤坂ガルシア千鶴(ライター / Columnista)
以前、宇都宮さんに取材をしていただくという非常に光栄な機会をいただきました。なぜアルゼンチンに行く決意を下したのか、どんなふうにしてサッカー誌に記事を書き始めたのかということについて答えている間に初心に返り、今一度奮起したのを覚えています。宇都宮さんからインタビューを受けたあとで「サッカーが好きで良かった」と改めて実感された方々は、この6年の間にきっとたくさんいらしたことでしょう。貴重な機会をくださり、本当にありがとうございました。今後ますますのご活躍をお祈りしております!
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