【ゆきラボ】保護者会、役員が決まらなくて大変なのは日本もドイツも一緒
こんにちは!ドイツの日常コラム「ゆきラボ」です。
いきなり愚痴なんですが、聞いてください。先週、6年生になったばかりの次男のクラスで、今年度最初の保護者会が開かれました。本来なら教室で保護者と担任が顔を合わせて久しぶりに対面形式でできるはずだったのですが、担任・副担任が両方体調不良で学校には来られなかったため、オンラインでの保護者会開催となりました。
担任や教科担任からの各種お知らせ、授業での様子、行事についての連絡事項や質疑応答などはスムーズに進んだのですが、難関は保護者会の役員決めです。結論から言うと、時間内では役員が決まらず、前年度の役員だった2人からの「お互いの顔が直接見えづらく、教室の雰囲気もよくわからない中でこういう大事なことを決めるのは無理があるので、もう1回対面で保護者会をやりましょう」という提案が採用されて、来週もう1回、役員決めの延長戦が開催されることになりました。仕方がありません。行きます。行きますが、本音は仮病で休みたい気持ちでいっぱいです……でも行きます……
上のリンクは去年の今頃に書いたコラムです。
昨年の保護者会も、誰も保護者会の役員をやりたがらず、クリスマスバザーへの参加も忙しい親や消極的な親が多数で、バザーそのものへの不参加が決まり(バザーもその後結局コロナで中止になったんですが)、誰でもいいから役員が決まらないと帰れないという何とも重苦しい状況になったところで2人のお母さんが手を挙げてくれて、やっとみんな胸をなでおろした、という経緯があります。日本だとこういうときはくじ引きとかになったりするんでしょうか?
オンライン保護者会のチャットルームでは「役員やってくれた2人にはとっても感謝してます!おつかれさま!ありがとう!次期もぜひよろしくお願いします!!」という感謝なのか押しつけなのかわからない無責任な言葉が飛び交っていました。一度でも役員決めの保護者会に出たことのある方なら、このなんとも嫌な感じ、分かって頂けるのではないでしょうか。
イメージ https://www.photo-ac.com/
今年は夫が長男クラス、私が次男クラスと分担して保護者会に出たのですが、長男クラスでは、やる気のある親御さんが2人、やってもいいですよと手を挙げてくれたため、すんなり決まったのだそうです。ああ、なんと有難い。
クラスの中に、役員をやれるだけの気持ちや時間の余裕がある人がどのくらいいるか、積極的に学校の運営に関わろうとする人がどのくらいいるかは、はっきり言って運次第なところがあります。次男のクラスは私を含めてどうも余裕がなさそう。そして9年生になるまではクラス替えがないので、7年生、8年生とあと2回この儀式があるのかと思うと憂鬱です。いや、まずその前に今年の役員決めなんですけど。
(残り 1199文字/全文: 2414文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ