【指導者の挑戦】U13とU19で監督を務める今シーズン。U13では古巣フライブルガーFCと対戦。チームスポーツの本質を改めて考えさせられた
▼ 今季は2チームで監督にチャレンジ中
22-23シーズンのリーグがスタートして1カ月がたった。
今季僕はSVホッホドルフのU19とU13で監督を務めている。
育成部長から「引き続きU19監督を務めてほしい」と打診があったのは、まだシーズン中の2月ころ。昨季のU19は選手の数がなかなかそろわなくて、試合にも勝てずで苦労したことは多かったけど、でも選手たちとの信頼関係はとてもうまく築けていたし、手ごたえもあった。
U17から上がってくる選手の何人かは昨季すでにU19の試合で助っ人に来てくれて、どんな選手か知っていたし、そしてコーチとして二人のベテランコーチがサポートしてくれるというので比較的すぐに僕は申し出に了承した。
もう1チームは次男が戻ってくることになっているU13か、長男がプレーするU15。
昨シーズンはそれこそホッホドルフU19で監督とU15でコーチ、フライブルガーFC U12で監督と3チーム掛け持ちだったが、さすがにそれは大変すぎた。準備が追い付かなくなる。今季はマックス2チームとはクラブには伝えてあった。
U15のほうはU14から監督とコーチが持ち上がりで陣容がそろっていた一方で、U13は指導者がなかなか見つからずで大変。
U13セカンドチームで監督をしていた人が立候補していたが、粗暴な態度がこれまで頻繁に露見されており、特にクリスマスパーティやお別れ会などではアルコールをうまく制御することができずに、酔っぱらってしまうこともしばしば。
育成指導者として、特にまだ小学生年代の指導者として適切ではないとクラブサイドは判断し、断りを入れていた。
他にはU11監督を務めていた人がU13監督候補になっていたのだが、自身の息子がブンデスリーガクラブSCフライブルクにスカウトされて移籍することになったためにこちらもだめになってしまった。
僕としてはU19で監督をするので、U13ではアシスタントコーチという立場でサポート、というのをイメージしていたけど、そうしたクラブ事情もあって、6月の休暇中に育成部長から「U13でも監督を務めてくれないか?」とオファーが。
家族とも相談した結果、そちらのオファーも引き受けることにした。
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