Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

J1の降格枠変更(3→2.5)とJ1参入プレーオフの導入について「競技レベル、全体的な過去との整合性、このあたりを見た時に、妥当なんじゃないかというのが今の私の認識(村井チェアマン)」~J.LEAGUE PUB Report 2018発行報告会より~(12)

2018年12月19日、JリーグはJFAハウスにて、J.LEAGUE PUB Report 2018 発行報告会を開催した。

PUBレポートはこちら

今回は前回に引き続き、質疑応答の様子をお届けしています。

(11)はこちら

Q:ここに書かれていないことなんですが、今年『J1昇格プレーオフ』から『J1参入プレーオフ』になって、これまでの準決勝・決勝という形から1回戦、2回戦、決勝戦になって、すごく大きな改革だと思いますが、実際にチェアマンはこの改革は成功だったと思いますか?

○村井満Jリーグチェアマン

「現在、トップカテゴリーのJ1が18チームで、J2が22チームです。今までJ1の順位が下の3チームが自動入れ替えでした。これは過去の理事会後の会見でもお伝えしたことがありましたが(※下記で解説)、過去数年間の昇格組がどのくらいJ1定着していたかを見ていった時に、18チームの中の3チームがJ2へ落ち、22チームの中で3チームが昇格、よりJ2の方が上がってすぐ落ちるケースが多くて、実際数年間プレーオフで自動昇格をやってきた戦績を見ても、3よりも2.5の方が実力を対等化する、2.5という意思決定をして今回、J1プレーオフ参入戦というものが出てきました。

(残り 1160文字/全文: 1680文字)

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