「未充足のB等級施設の例としては、衛生施設・トイレの数が足りない。それから観客席の屋根が1/3以上覆われていない(Jリーグ・青影氏)」~クラブライセンス判定結果発表および説明会より(4)~
9月26日、JFAハウスにて、2018シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。
会見にはJリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャーの青影宜典氏が出席し、説明を行った。
今回は会見での青影宜典氏の説明を中心に、Jリーグクラブライセンス判定結果発表を掘り下げていきたい。
○青影宜典 Jリーグ経営本部クラブ経営戦略部 部長 兼 ライセンスマネージャー
さらに細かくB等級基準の未充足についての制裁内容について、説明させていただきます。
■B等級はクラブライセンスは交付されるものの、制裁を科され得る。
各クラブライセンス交付規則の基準ですが、各基準A、B、Cと3つの等級に分かれています。
A等級が充足されていない場合は、クラブライセンスが交付されません。一方でB等級については、ライセンスは交付されますが、対象となっているクラブは、B等級の基準に充足していないので制裁対象となっています。
特にB等級施設の例としては、衛生施設・トイレの数が足りない。それから観客席の屋根が1/3以上覆われていない。B等級基準に違反するもの制裁対象となったクラブは制裁内容は、下の12ページ(2-3.B等級基準の未充足による制裁②)に制裁内容が書かれています。トイレの不足のみがスタジアム名を公表の提出をする。両方満たしていない場合は、改善策をまたは抜本的な解決策、提出をお願いすることとなります。
一番下に書いてある通り、トイレの数、屋根のカバー率の不足ですが、はいずれも制裁対象の場合ですが、提出していただいた活動報告や活動内容、クラブライセンス事務局、計画や活動内容が全く進展していない場合には、こういった注意文言を発信する可能性があるということです。
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