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石井紘人のFootball Referee Journal

無料:上村篤史主審のPK判定「レフェリー良い所で見ていましたよね」(名良橋晃氏)「ポジション的にも良い」(成岡翔氏)【ジュビロ磐田×鹿島アントラーズ審判団批評】

2分、空中戦でボールではなく、体に競る格好になった鈴木優磨のファウル。5分、キッキング。6分もボールにプレー出来ていない不用意なチャレンジとした。

11分のアドバンテージも的確で、ラフプレーまでいかないという判断も妥当である。19分も様々な『ピース』からキッキングを見極めた。

32分のクロスをあげた鈴木がタックルした守備側競技者のハンドの反則をアピールしたシーンは、リプレイのない遠目の映像しかないので何とも言えない。

迎えた33分。

ペナルティーエリア内で師岡と金子が接触。上村主審は、ポストプレーを受けようとプレーイングディスタンスにある師岡に、金子が不用意にチャレンジしたとジャッジした。

100-0ではない議論できる判定だが、上村主審のポジショニングが近く、リプレイを見た名良橋晃氏が「レフェリー良い所で見ていましたよね」と解説すると、成岡翔氏も「しっかりと見ていましたね」「ポジション的にも良い」と同調した。

VARのチェックに時間がかかったように、判定の〇×は議論できるが、今季のJリーグ担当審判員が目指す『納得感のあるレフェリング』。そのためのポジショニングが、判定を受け入れさせた。

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