無料:ハリー・キューウェルvsランコ・ポポヴィッチの温度がゲームに影響しないようにおさめた井上知大4th【鹿島アントラーズ×横浜Fマリノス:木村博之レフェリーチーム批評】
テクニカルエリアでも激しい攻防が繰り広げられていた。
28分、鈴木優磨から渡辺がボールを奪う。ボールと同時に足にも影響しているようにも見えるため、木村博之レフェリーはファウルとする。
この判定に対し、キューウェル監督はノーファウルを主張。ポポヴィッチ監督はカードアピールし、テクニカルエリアで互いの主張をジェスチャーでぶつけあっていた。
これがレフェリーの難しさでもある。
DVD『トリオ』で佐藤隆治Jリーグ統括マネジャーに語って貰ったが、フットボールは100-0の判定ばかりではない。このシーンのように、60-40だったり、50-50の接触もある。それをどちらかに決めなければいけないのがレフェリーだ。
そして、Fieldで受け入れられている判定を、コーチ側が受け入れない事もある。ベンチの熱で、ゲームの温度が上がらないように、今季は4thが積極的に試合に関わっている。井上知大4thも丁寧なマネジメントを意識していたように記者席からは見えた。
判定への不満は聞けば収まる訳ではない。歯止めがきかなくなる事も多く、エキサイトに発展する可能性もあり、どこかで線をひかなければいけない。そんな「コミュニケーションをとってよ」の一言では語れない難しさとレフェリーチームは向き合っている。