石井紘人のFootball Referee Journal

無料:木川田博信AR1と小屋幸栄レフェリーのナイスジャッジと谷本涼レフェリーと赤阪修AR2の競技規則の理解と飯田淳平VARの的確なサポート

ガンバ大阪×京都サンガ戦の95分のPK判定、ヴィッセル神戸×柏レイソル戦の77分の不用意ではないというジャッジ、テゲバジャーロ宮崎×SC相模原戦の73分のギリギリのDOGSOなど、『レフェリーの判定は“受け入れられる”けども、逆の見方もある』という難しい判定を『Jリーグジャッジリプレイ』(DAZN)が建設的に議論し、さらにレフェリーチームのナイスジャッジも二つ取り上げた。

一つ目は清水エスパルス×サガン鳥栖戦の81分。北川のゴールを生んだ木川田博信アシスタントレフェリーのオンサイドの見極めと小屋幸栄レフェリーのアドバンテージで、家本政明氏は「ゲームの魅力をそのまま活かしたレフェリーが邪魔をしないシーン」と称賛した。

二つ目が横浜Fマリノス×鹿島アントラーズ戦の51分、岩田のゴールを認めた谷本涼レフェリーと赤阪修AR2の競技規則の理解と、飯田淳平ビデオアシスタントレフェリー(VAR)のナイスサポートだ。選手目線でも「納得の判定」と鈴木啓太氏は代弁した。

番組の最後に鈴木氏は、

「レフェリーの方、大変だなと。見る人の立場、その時の感情、状況によって大きく(ジャッジの事象の)印象は変わるじゃないですか。だからこそ、冷静に見る番組があって、皆さんの知識や見識を深めていける。そういうのを醸成できる取り組みは良い」

と番組の意義を語り、

「選手や応援しているチームがある人はグッと(感情的に)入っちゃう。こらえることも一つだし、それを議論したり、出していくことも大事」

と誹謗中傷や罵詈雑言ではない議論の呼びかけも行った。

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