【ほぼ無料】明日から全社レポートが始まります! 「魂が磨かれる場所」での取材を新たなスタートに
第59回全国社会人サッカー選手権大会(以下、全社)が、明日21日から開催される。今年の開催地は佐賀県。会場は4カ所で、サガン鳥栖のホームである駅前不動産スタジアムでも6試合が開催される。
当WMでは毎年、この大会の模様をフォトギャラリー形式で、その日のうちにアップしている。今大会、カバーするのは21日の1回戦から24日の準決勝まで。スケジュールの都合で、3位決定戦と決勝はパスせざるを得なかったが、全社枠の行方は見届けることができそうだ。
移動日となる開幕前日、あらためて全社の見どころについて書いておく(すでにご存じの方は、有料部分の決意表明までスクロールしていただいて結構だ)。こちらがトーナメント表。
全国から32チームが集い、5日間連続のトーナメントを戦う全社は、地域リーグや都府県ブロックリーグに所属するクラブの「見本市」のような大会である。出場チームのうち、最大3つの地域CL出場権枠を求めて戦う「全社懸け」は、とりわけこの大会に挑むモチベーションは高い。
一方、各地域リーグで優勝し、すでに地域CL出場権を得ているのが、以下の9クラブ。
北海道:BTOP北海道
東北1部:ブランデュー弘前FC
関東1部:VONDS市原FC
北信越1部:福井ユナイテッドFC
東海1部:wyvern
関西1部:アルテリーヴォ和歌山
中国:福山シティFC
四国:FC徳島
九州:ヴェロスクロノス都農
このうち全社に出場するのが、弘前と福井を除く7クラブで、彼らは「権利持ち」と呼ばれる。この大会では、さまざまな強豪と手合わせしたいところだが、当然ながら地域CLのライバルたちのスカウティングもある。地域CLを想定しながら、なるべく手の内を見せずに戦うのが「権利持ち」にとっての全社だ。
全社の試合時間は40分ハーフで、引き分けの場合は延長戦なしのPK戦で勝敗を決する。心理的に余裕がある「権利持ち」に対し、そうではない「全社懸け」は、負けた時点で今シーズンが終了。勝者と敗者のコントラストの激しさは、この大会ならではと言えよう。
以上が、全社の基本情報。毎年、全社と地域CLが行われる晩秋は、私にとって毎年楽しみにしている季節だ。ただし今年は、これまでと少し赴きが異なる。その理由について、以下、会員の皆さんに向けて記しておきたい。
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