【第33節 vs 東京V】レビューコラム/見せた生え抜きの意地。秘めた思いを乗せた上村周平の1点で東京Vをくだし、ホーム4連勝で5位浮上。
「メンタルの部分でどれだけ自分たちが自信を持って、状況に怯えずにプレーできるかが大事」。残り10試合を戦うにあたって、竹本雄飛はそう話していた。迎えた東京Vは、順位こそ離れてはいるものの、技術の高さや個人の仕掛けに強みを持つ相手。それでも熊本は恐れることなくアグレッシブにボールを奪いにいく姿勢を貫き、攻撃においても早い切り替えや的確なサポートからのパスワークなど、自信を持ってこれまで積み上げてきた持ち味を発揮。「ボールを奪ったあと、仕掛ける前に失っていた」(大木武監督)という前節・新潟戦の敗戦からしっかり立て直して3試合ぶりの勝利を挙げ、プレーオフ圏を争うグループの中でもわずかながらリードする状況に持ち込んだ。
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