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中野吉之伴フッスバルラボ

【ゆきラボ】今が「日常が姿を変えてしまう前兆」にならないように

こんにちは。ドイツの日常コラム、ゆきラボです。

1月の末頃から、書かねば、と思っているうちにどんどん時間ばかりが経ってしまいつつある件があります。先にお断りしておくと、この件、どういうふうに文章にまとめればいいのか、わからないまま今キーボードを叩いています。

読んで楽しんで頂いたり、ためになると感じて頂けるような内容にはならない気がしますが、2025年現在の、ドイツに生活している一人の日本人から見た記録として受け止めて頂ければ幸いです。

ごく短い時間で強烈なインパクトを残し、その後の世界を変えてしまう出来事、というのが世の中にはあります。〇年〇月〇日、という感じで歴史に残るような出来事です。
(歴史と日付、というテーマで過去に書いた記事↓もあるので、よろしければお読みください)

突発的な大災害の場合は話が別ですが、状況が決定的に変わる一日の前には、たいていそれとは気づかないくらいの規模で、少しずつ少しずつ変化が進行していた時間の積み重ねがあるわけです。

比較的記憶に新しいところでいうと、2020年春に始まったコロナ禍はまさにそういう出来事でした。何か新しい感染症が広まっているらしい、というニュースがちらほらと流れ始め、やがて日本で感染が拡大し始め、学校が一斉休校に入り、まさかドイツではそんなことにはならないよねと思っているうちに、ドイツでもみるみる感染が拡大。たった2週間でドイツでも学校の一斉休校と大規模なロックダウンが始まりました。(あれからもう5年も経つのか…という当時の記事はこちら↓)

目の前の日常がじわじわと姿を変えて、やがて決定的な変化が訪れる。あのときのなんともいえない嫌な圧迫感は、記憶から少し遠ざかることはあっても、忘れることはできそうにありません。

そして今、私が目にしている日々の変化が、この後にやってくる決定的な変化の前兆だったらどうしよう、という圧迫感が、なんとなく日常にまとわりついているように思います。

(残り 2133文字/全文: 3060文字)

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