【ゆきラボ】きちゼミレポート。栄養学をテーマにした会に参加してみました
こんにちは。ドイツの日常コラム「ゆきラボ」です。先週の日曜日に開催されたきちゼミ、普段私はコラムとWebマガジンの管理・編集サポートが担当なのですが、今回は興味のあるテーマだったので、ちょっとお邪魔してきました。今回のゆきラボは無料公開といたしますので、もしよろしければ、まだラボ会員でない方も、きちゼミに参加されたことのない方も、どんな感じかな?とのぞいてみて参考にして頂けると嬉しいです。
成長期・食べ盛りの子どもを持つ親としても、趣味でハーフマラソンを走る人間としても、日々の健康やスポーツでのパフォーマンスに直結する「食」の話題はとても気になるところ。スマホを開けば「〇〇に効く食べ物5選!」とか「実は間違っている?××の食べ方」とか、「□□が体にいいという考え方は時代遅れ」とか、思わずクリックしたくなるような見出しが次々に目に飛び込んできます。
ついでに言うと、自分の年齢的には「太りにくい食生活」とか「肌の老化を防ぐ食べ物」とか「睡眠の質を向上させる食事」とかも気になるところです。
巷にあふれる情報は、きちんと専門医や栄養士が監修していて、ある程度広く一般に向けられたものから、これは個人差が大きいのでは?というか、これは個人の体験を書いただけなのでは?と思わせる、エビデンスのはっきりしないものまで玉石混交。そんな中、今回のきちゼミでは、中野が昨夏の国際コーチ会議で得た学びをもとに、
・食に関する知識のアップデート
・日々の生活の中で、現実的にできる食事の取り組み
・そもそもの話、食をめぐる子どもたちの今の状況って?
などなどについてレクチャーを受けたり、参加者の皆さんとともにざっくばらんなお話をさせていただきました。
中野自身も、そして参加されていた皆さんも、食事や調理や栄養の専門家ではありません。トップアスリートのように完璧に整えられた食事を私たちが毎日食べるのは無理がありますし、正直、体には良くないけれど食べたいものだっていっぱいありますよね。とはいえ、基本的な知識として、どういった食事が本来は望ましいのか、どういった食品を避けるべきなのかということをある程度抑えておき、知識を適切にアップデートしていくのはとても大切なこと。今回のきちゼミは、そうした意味で様々な気づきが得られる回でした。
ただ主催者の話を受動的に聞くだけではなくて、途中で少人数のグループに分かれて、これまでの内容を振り返ったり、各参加者の実生活や実体験と結びついたトークができるブレイクタイムもあったのがとても良かったです。こちらから能動的に発言したり、考えるきっかけを作ったりすることで、お互いに良い刺激が生まれているような感覚がありました。