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中野吉之伴フッスバルラボ

【ゆきラボ】我が街のスタジアムをちょっと違った角度でご紹介

こんにちは。ドイツの日常コラムゆきラボ、今回のコラムはSCフライブルクの本拠スタジアム「オイローパパルク・シュタディオン」を、たくさんの写真とともに、ちょっと違った角度からご紹介する回です。まずはこちらの地図をご覧ください。

スタジアムの北側には広大な森が広がっています。住宅地や工業地帯、幹線道路が隣接しており、気軽に足を運べる場所ですが、一歩足を踏み入れるととても緑が深い自然豊かなエリアです。ところどころに綺麗な小川が流れていて、シカや大型の鳥類も住んでいたりして、住宅街のすぐ近くだということを忘れそうになります。森林管理のための車両以外、車は入れないので、空気がきれいでとても静か。

私を含め、ここで散歩やジョギングや森林浴を楽しむフライブルク市民がたくさん訪れますが、緑に囲まれてリラックスしつつも油断は禁物です。救助犬のトレーナー経験のある友人によると、人工物が少なく平坦な森で、標識以外の目印があまりないので、うっかり標識を見落として迷子になったり、森の奥でケガをしたりして帰れなくなった人からのSOSが時々あるのだとか。たとえ街に近くても「自然を侮るなかれ」と思わせるような場所でもあります。

そんな森の中を、SCフライブルクのホーム戦のある日には、次々に自転車が駆け抜けていきます。

森を抜けた向こう側にはフライブルクの近隣の町や村があります。先述したように、この森は道を知らずに走るとけっこう危ないことになるのですが、道さえきちんと知っていて、標識を見て走っていれば、渋滞や駐車スペースの心配をしながら車でスタジアムに行くよりも、自転車で森を抜けるほうがショートカットになることもあるんですね。自転車で暮らしやすい街を目指し続けるここフライブルクでは、このようにファンが自転車で続々とスタジアムに詰めかける光景が、ホーム戦のたびに見られます。

森を抜けるとスタジアムの裏手に出ます。

スタジアムの周りにびっしりと自転車が密集しているのがお分かりいただけるでしょうか。

後半もオイローパパルク・シュタディオンの写真をたっぷりお届けします。

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