中野吉之伴フッスバルラボ

【日本日記】仕事ばかりではなく時にはゆっくりする時間も大切。日本でのんびり一人旅もしてみた

ドーハ空港にあった彫像風子供用遊具。めっちゃでかい!

▼ 日本滞在写真ギャラリー
 ~~~24年3月~~~

普段は夏と冬に一時帰国をする僕が、少しイレギュラーなタイミングの3月半ばに10日ほど帰っていました。弟の結婚式があったのでそこに参席するのがメインイベント。ただそのためだけに帰ると弟夫婦も気を使うだろうし、せっかく日本に行くのだから少しは活動する時間も取りたい。

・スプラウト和歌山のジュニアチーム@和歌山市でサッカークリニックと保護者向け座談会
・京都で指導者講習会と座談会
・湯浅健二さんとの対談
・東光台FC@つくばのジュニアチームでサッカークリニック+指導者講習会
・東金FC@千葉県東金のジュニアチームでサッカークリニック+指導者講習会

短い滞在時間ながら上記の活動を無事に行うことができ、新しいきずなが生まれたり、僕自身もいろんな学びをさせていただきた。

スケジュールパズルのやりくりで長くはない滞在期間を最大限有効活用しようとしているが、今回の滞在ではこれまでよりも一人でリフレッシュする時間を多くとってみた。知り合いが近くにいる場所にも行っていたのだが、あえて今回は連絡を取らずに、一人で過ごす時間とさせてもらった。

静かな自然の中に一人でいると
当たり前のことに改めて気づいたことがある。
自然の中に身を宿すとジンジン感じるものがある。
僕らは日常生活の中で様々な刺激を絶えず受けながら暮らしているのだと。

耳からは無数の音
目からは無数の光
肌からは無数の圧
常にそんな刺激がまとわりついている。

自然の中で水の流れる響きを聞き
鳥がさえずる歌を愛でて
葉のこすれ合う風を感じると、

「ああ、
普段の僕はどれだけの喧騒の中にいるのだろう」

そんなことを思うのだ。

気づいていないだけでいつも僕らは、
頭も心も体も多かれ少なかれの興奮状態にいたりする。
絶えず何かに過敏に反応し、反応し続け、
反応させられ続けている。
そうした状態が続くと、
どこかで冷静な判断も難しくなる。
自分では冷静な判断をしているつもりでもどこかにノイズが混ざりこんでいる。

1人でただただ自然の中を散策した。

用水路から流れる温泉の湯
柔らかな湯気
ほのかな硫黄の匂い
人気のない静かな山道

鹿も出るらしい
何かがじんわりしてくるのを感じられる。

うん、心と頭の洗濯をする時間って大事だ。

疲れを感じてからの休みではやっぱり遅い。
風邪かなと思ったときにはすでに熱が上がりだしているように。

▼ 飛行機

僕が暮らすフライブルクからだとドイツのフランクフルトはもちろんだが、スイスのチューリッヒからもアクセスがしやすい。

そこで今回はチューリッヒ~関西国際空港往復で飛んでみた。利用した航空会社はカタール航空。

ドーハでの乗り継ぎはとてもスムーズで機内も過ごしやすかった。悪くない。

さらにはドーハから関西国際空港でオーバーブッキングがあり、何とビジネスクラスにアップグレードしてもらえた!

人生2度目の歓喜。ニンマリしながら帰国してました。

スイス価格との距離感をうまく取れたらチューリッヒ空港は利用しやすい素敵な空港です

初ドーハ

ビジネスクラスではウェルカムドリンクと温かいナッツがお出迎え。食事時には《森伊蔵》をつい飲んでしまいました

デザートもさすがにおいしい

朝食はこんな時だからとアラビアンセットを頼んでみた。

機内でのんびりできたので、こんな文章を書いてnoteでアップしてみました。

《僕は僕以上にはなれない。僕は僕の100%以上の力は出せない。僕が僕らしくあるためにできることをやっていこう》

(残り 4046文字/全文: 5904文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ