【ゆきラボ】冬休みから戻りました/コーヒーはお好きですか?
お久しぶりです!ドイツの日常コラム「ゆきラボ」新年1回目の記事です。早いもので、2024年が始まってからもう半月が過ぎてしまいました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
能登半島地震という非常事態で幕を開けた2024年。発生以来、毎日流れてくるニュースにはただただ胸が痛むばかりです。そして、ちょうど帰省中にこの揺れを経験した私たち家族にとって、大きな被害に遭った人たちの姿は、あとほんの少し場所がずれていたら、自分たちがそうなっていたかもしれない姿でもあります。私たちの実家では、幸い被害もなく無事に過ごすことができましたが、実家から少し離れただけで、そこには日常が一瞬で一変してしまった光景が広がっていました。
冬休みを終えてドイツに戻ってきた今、強く思うのは、自分や家族や親しい人たちとともに、心身の健康をキープしながら、なるべく平常心で、自分たちの日常をしっかり生きる、ということ。適切なタイミングで被災地を支援したり、観光が再開したときに被災地に足を運んだりできるだけの力を蓄えておくということ。単純なことですがこれに尽きるように思います。
ドイツに戻った日、フランクフルト空港から見た夕暮れはとてもきれいでした
▼ドイツの学校はテストシーズン
冬休みから戻った子どもたちを待ち受けているのは学校の定期テスト。ドイツの学校は前・後期制を取っており、私たちの住む州では1月末までが前期になります。成績評価のため、12月から1月にかけては各科目の定期テストが続くので、子どもたちにとっては間にクリスマス・年末年始を挟みつつも、そうそうのんびりもしていられないという忙しい時期になります。
複数のことを同時進行するのが苦手な次男は、テストが重なるとまず勉強時間のやりくりが大変。私は横でスケジューリングを手伝い、テスト勉強につき合いながら家事や仕事を進めています。楽しかった日本での休暇から一気に現実に戻ってきた感じがものすごくあります。前期試験の残りはドイツ語、フランス語、情報、そして生物。
生物の出題範囲は、人間の消化機能、そしてバランスの取れた食生活についてです。私の記憶だと、消化器官の働きは確かに理科で習った記憶がありますが、食生活と健康については家庭科で習ったんだっけな?それとも保健体育?記憶があいまいです。
現在次男が通う学校では家庭科は選択制で、全ての生徒が履修するわけではないので、全員必修の生物でこの単元を扱っているようです。そして、今回のテストでは過食症や拒食症など、食と心身のバランスが崩れてしまう病についても出題されるのだそうです。日本でもドイツでも、近年、摂食障害に苦しむ若年層の数は増加傾向にあります。摂食障害は、食の面からだけではなく様々な方面からのアプローチが必要な分野ですが、まずは適切な量をおいしく健康的に食べることの大切さを、これを機にしっかり学んでほしいですね。
▼2024年は個人的にメモリアルイヤー
さて、2004年の秋からドイツに住み始めた私にとって、2024年はドイツ生活20周年の節目の年です。日本とドイツ、それぞれのお国柄や違い、日本から見える景色とドイツから見える景色については、初めてドイツに来た時からずっと考え続けてきたテーマですし、ドイツに住み続ける限りは、これからも興味深く比較し続けると思います。
今年のゆきラボは、今のところ、この「日本とドイツ」というポイントが多めになるかな、と予定していますので、よろしくお付き合い頂ければ幸いです。と予告しておきながら、また何か大きな事件があったらそちらに比重を置いた記事に変更したりするかもしれませんが。
というわけで、今回のテーマは「コーヒー」です。
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