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中野吉之伴フッスバルラボ

【無料コラム】ドイツで2度目の予防接種を受けてきました。今週から新たなコロナ対策のルールが更新

こんにちは!久しぶりの更新となる水曜日の無料コラム「ゆきラボ」です。本来は先週から再開予定だったのですが、体調不良のためもう1週お休みを頂き、今週から再開させていただくことになりました。

近況としては、無料コラムがお休みの間に、予防接種の2回目を終えました。打った腕が少し痛くてだるい、という程度で済んだ1回目に比べると、2回目は接種の翌日から関節の痛み・悪寒・高熱に加え、喉や脇のリンパが熱を持って腫れているような感じがあり、完全に回復するまでに3日ほどかかりました。

(1回目のレポートはこちら↓)

【ゆきラボ】コロナワクチンの接種に行ってきました

接種会場ではスマホにEU共通の予防接種パスもインストール。接種後2週間から有効になります。前回の接種との違いは、まず接種会場がガラガラだったこと。私は予約してから行きましたが、今は予約がなくても接種できます。そして接種可能な年齢が12歳からに引き下げられ、12~18歳向けの接種ラインが別に作られていました。誰も並んでいませんでしたけど。

ドイツの目標ラインは、60歳以上人口の90パーセントと、12歳~59歳人口の85パーセントが予防接種を受けること。8月16日現在、この目標の達成率は57.5パーセントとなっています。1回目の接種を終えて、2回目も接種予定の人を合わせても63.3パーセント。当初は順調に伸びていた接種率ですが、6割を超えたあたりから先がなかなか進まずに、政府や医療関係者を悩ませています。ワクチンを接種したい、あるいは接種しても構わないと考えている層にはほぼほぼワクチンは行き渡ったのではという見方もあり、目標まで残り20パーセント以上のギャップをどうするのかが課題となっています。

いろんな国の言葉で「予約不要!」が呼びかけられています

実は、今週からコロナウィルス対策のルールが更新されました。

新しいルールの下では、個人的な集まりについての規則が全て撤廃されました。これまでずっと、同居家族以外の人と会うには人数や世帯数に上限が設けられており、家に友人を呼ぶのも、公園で一緒に遊ぶのも、冠婚葬祭にも最大〇人、〇世帯までという制約がついていたので、その縛りがゼロになったのはかなり大きな前進です。

一方で、後退といっていいのかどうかは分かりませんが、新たに加わった制限もあります。今後当分の間は、コロナの新規感染者数の多少にかかわらず、屋内外で開催されるイベントへの参加や、屋内のレジャー及び教育施設の使用、飲食店の屋内利用や宿泊施設の利用には、通称3Gと呼ばれる【1】24時間以内に発行されたコロナ陰性の証明書(Getestet) 【2】予防接種完了の証明書 (Geimpft)【3】コロナウィルスに感染し、その後完治したことを示す証明書(Genesen)の、どれかの提出が必須になります。

雨後のタケノコのように、街のあちこちに一斉に登場した無料検査場。予防接種が進むにつれて需要が減ったのか、閉鎖されるところも増えてきました

この3Gシステムが導入されたのは5月頃ですが、実は6月~7月にかけては、ドイツ国内のコロナ新規感染者数が非常に少なく抑えられていたため、多くの地域ではこれらの証明がなくとも、ほぼ通常通りに飲食店や宿泊施設を利用することが可能となっていました。が、夏休みに入って人の移動が活発化したことで、新規感染者はまたもや増加傾向にあります。まだ予防接種を終えていない人に早期の接種を促す意味と、接種が済んでいる人にはなるべく通常通りの生活を継続できるようにするために、3Gの復活となったわけです。

我が家の場合、今後家族で食事をしたいとき(テラス席なら3G不要ですが)や、博物館・図書館に行きたいとき、屋内プールに行きたいときなどには、私たち大人はスマホの予防接種パスの提出で済みますが、子ども2人はそのたびに直前の検査が必要になります。この検査も、子どもは引き続き無料で受けることができますが、持病・妊娠・授乳など予防接種を受けられない医学的な理由がない大人の場合、10月以降はこの検査が有料化されます。お値段は、短時間で受けられる抗原検査の場合で35ユーロから、より精度の高いPCR検査で85ユーロから。

事前予約不要、来店時の連絡先登録も不要、コロナ検査も不要でお買い物できます、というポスターが貼られた書店。少し前まではこれがないと買い物できない店がたくさんありました

医学的な理由はないけれど信条として予防接種を受けたくない、という人に対して、義務化を迫るのか。それとも、金銭的な負担は求めつつも「接種を受けない自由」を認めるのか。3Gの復活と抗原検査の有料化をしたところで、それが予防接種に反対する人が接種を受け入れるための動機付けになるかどうかは大きく疑問の声が上がっています。

ちなみに、マスクの義務化がなくなったイングランドとは異なり、公共の交通機関や屋内空間、屋外であっても多くの人が集まって対人距離が取れない場では、引き続き医療用不織布マスクの着用が必要になっています。

これまでのコロナ規制の更新に比べると、今回は目で見てそれとわかるような街の風景の変化は今のところありません。お隣のフランスではドイツより一歩進んだ義務化が進みつつあり、「またロックダウンになるよりはマシだ」と義務化を支持する声と、「著しく自由を侵害する行為だ」とする反対派とで国論が大きく割れています。ドイツも今後どうなるのか注目していきたいところです。

今回もお読みくださりありがとうございました!来週のゆきラボもよろしくお願いいたします。

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