中野吉之伴フッスバルラボ

2月序盤にやっと風邪も治り、14日は欧州流のバレンタイン 2月1日~2月14日

▼2月1日(金)/風邪が治らず、病院へ!

朝から病院に電話。風邪が流行りがちな季節のため、なかなかつながらない。しばらく経ってかけるとようやくつながり、何とか予約。そこからWEBマガジンのコラムを書き上げて入稿を終える。今日は、日本滞在中に感じたことをまとめてみた。思い返すと本当に様々な人たちと縁をつなぎ合うことができた。感謝の思いでいっぱいだ。写真を見返すと楽しかったことばかりを思い起こす。早くまた日本に行きたいな…。

11時頃、耳鼻咽喉科の病院へ。たくさんの人が待合室に。診断後、抗生物質3日分の他に胃酸を和らげる薬を処方してもらう。胃腸が弱っているようで、そこからの影響でノドの炎症が治りにくいのだとか。暴飲暴食にならないように気をつけてはいたものの、やはり連日外食では胃も腸も随分とお疲れだったようだ。次回の反省材料として受け止めよう。インフルエンザなどの移る病ではないことを再確認できてちょっとホッとした。

でも、ホッホドルフU9のトレーニングはお休みすることにした。次男は友達のお母さんに車で送迎してもらうことにした。と手配をしたら、監督から「欠席者が多いので今日の練習は中止に」という連絡が入った。みんなもお疲れかな。お大事に。

▼2月2日(土)/長谷部が所属するフランクフルトの取材

8時に起床。薬の効果はまだ感じず。この日はフランクフルト対ドルトムントの取材に出かけなければならない。そんな中、車内で翌日のU16テストマッチ用にゲームプランを考える。病欠連絡が多く、交代選手0での試合となりそうだ。アウトサイドの攻撃的な選手がこぞっていないので、中盤をひし形にした「4-4-2」を試してみようと考える。

13時すぎ、フランクフルト中央駅に到着。駅前のトラムに乗り、スタジアムへ。ところが、渋滞に巻き込まれて遅々と進まない。結局、途中の駅で降りて歩くことに。まぁまぁあることなので、周囲にいたファンも大して文句を言わずに歩き出す。1時間以上かかってスタジアムに入る。

ドルトムント戦とあって満員。スタンドからの声量が違う。ファンの声援をバックにフランクフルトはすばらしいプレーを見せ、首位ドルトムントと引き分けた。長谷部誠は開始直後に危ういプレーがあったが、その後は正確なポジショニングでチームを統率。この安定感はすばらしい。ミックスゾーンでも落ち着き払って試合の様子を振り返ってくれた。

試合後はラーメン屋の匠で「ゆず塩ラーメン」と餃子を食す。15ユーロ、日本円で1900円ほど。もちろん日本で食べるよりは高いけど、とりあえず味はうまいし、全体的にこちらの外食物価は総じて高いので、他で食べることを考えると納得できる値段。できたらもっと安くなってほしいが。20時50分の電車でフライブルクに戻る。23時30分、自宅に到着。明日の準備をして就寝。

▼2月3日(日)/夜はおやつに焼きリンゴを食す

節分ということで、友人が子ども連れで我が家に。一緒に恵方巻を作ってお昼を食べた。子どもらはそれぞれ巻き寿司に挑戦。みんな上手にできました。

14時に家を出てフライブルガーFCの試合へ。フランスの「ASIMミュールーズ」のU16とテストマッチ。距離的にはフライブルクから車で1時間ほどだが、国は違う。国が違えば考え方も違うし、取り組み方も違う。それがサッカーにも表れておもしろい。

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