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【ニュース】初の試みとなるJリーグ茶話会を開催。第1回のテーマは「Jリーグの育成・ProjectDNAについて」

10月28日(水)JリーグはWebで「2020年度第1回 Jリーグ茶話会」を開催した。これは、Jリーグの各分野の担当者がそれぞれの活動内容や近況について説明や意見交換を行う会で、今回はJリーグが取り組む育成プロジェクト「Jリーグの育成・ProjectDNAについて」がテーマとなった。

Jリーグからはフットボール本部の黒田卓志本部長をはじめ、フットボール本部育成部の増本伸弘部長、フットボール企画戦略マネージャーの上田丈晴氏が登壇し、それぞれ説明を行い、記者からの質問に答えながら意見交換を行った。


会の冒頭、フットボール本部の黒田卓志本部長は「今日はJリーグとクラブが育成にどういう風に取り組んでいるのかをテーマに話が出来ればと思います。ぜひメディアの皆様からもご提言やご意見をいただければと思います。プロジェクトDNAが立ち上がったのが昨年の2月で、立ち上げ間もない去年の4月にメディアブリーフィングをさせていただいて、それ以来コロナもありすっかりこの件に関する発信ができていませんでした。今日を皮切りに我々も定期的に育成に関する発信をして、意見交換させていただければと思っています」と挨拶。

今回は以下の3つについて、それぞれの担当者が説明と意見交換を行った。

①2030JリーグフットボールビジョンとProject DNA
②Project DNAの6つのサブプロジェクトの進捗と成果(2019―現在)
③Project DNAの扇の要となるビジョン&ストラテジープロジェクトについて


この取り組みは今後も定期的に行われることとなっており、会の最後にJリーグ理事を務める佐伯夕利子さんが「今日のように私たちが進めるプロジェクトについて時間や場を設けていただけること、それに対して率直なご意見をいただけるとことが、本当に私たちのフィードバックになっています。時に信念をもってやっていることも閉鎖的になってしまって、内々に意識が向いてしまい外が見えなくなってしまうことが多々あります。本当に率直な意見をいただけることがJリーグの成長と発展につながると思います。今後ともご遠慮なく厳しいご意見でも大歓迎なので、ぜひご意見をいただければと思います」と締めくくった。

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