Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「クラブがサポーターに対して(財務についても)丁寧に説明していくことが、この状況でますます求められると思う(木村専務理事)」~2021シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会(4)~

2020年9月28日、2021シーズンに関するJリーグクラブライセンス判定結果発表および説明会が開催された。

会見にはJリーグ木村正明専務理事とクラブライセンス事務局の村山勉クラブライセンスマネージャーが出席し、村山氏が説明を行った。

(3)はこちら


○村山勉氏

2-5.主な施設の改善状況

トイレの洋式化を進めたスタジアムということで、金沢(石川県西部緑地公園陸上競技場)、岡山(シティライトスタジアム)、讃岐(Pikaraスタジアム)のホームスタジアムで改善を進めています。岡山は従来トイレの数の不足が制裁対象でしたが、トイレ60%ルールを適応して制裁免除となりました。

また、新設もしくは大規模改修の計画があるスタジアムとしては、町田(町田GIONスタジアム)とC大阪(桜スタジアム・長居球技場)ではすでに改修工事が進んでいます。

続きまして、是正通達です。
対象はサガン鳥栖で、クライブライセンス交付判定に対して上、クラブ経営上是正すべきとFIBが判断した場合に是正措置を通達することとなります。

是正通達
是正通達の概要としては3点あります。

① 2020年度予算進捗をJリーグに定期的に報告すること。
② 2021年度予算編成時にJリーグに事前に説明すること。
③ 財務状況を改善させるための活動についてJリーグに定期的に報告すること。

昨シーズンは是正通達を受けたクラブはありませんでしたが、今シーズン鳥栖が対象クラブとなりましたので1クラブとなりました。

特記事項。クラブライセンスの判定結果に直接は関係ないが、クラブに注意喚起を行っておくべき事項を通知するものです。
①の財務から⑥の例外適用があります。

その他は例年と同じ内容になりますので説明を割愛させていただき、私からの説明は以上となります。

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