Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

【解説】新たな融資制度の創設(骨子)について3つのポイント

3月27日午前、第3回の臨時実行委員会がWEB上で行われ、午後にメディアブリーフィングが行われ、新型コロナウイルス対策に関する4つのプロジェクト(試合日程、競技運営、観戦環境、財務)のプロジェクトリーダーがそれぞれ説明を行った。

今回は、財務対応のプロジェクトリーダー・鈴木徳昭氏のコメントを見ながら、現在協議が進んでいる財務対応プロジェクトについての進捗状況を見ていきたい。

○鈴木徳昭プロジェクトリーダー
「私の方から財務対応プロジェクトについて、報告させていただきます。まず今日の実行委員会では正式な審議事項が決議されたことありません。
その中で3つのことを討議されました。

①Jリーグ・クラブの財務対応について
②新たな融資制度について
③クラブライセンス制度の例外適用について

この3つについて進捗・検討状況のご報告とクラブとの意見交換をさせていただきました。

①Jリーグ・クラブの財務対応について

まず一つ目のJリーグ・クラブの財務対応についてですが、公平性のプロジェクトで決まった内容を踏まえて、今後リーグ・クラブで議論を深めていこうという段階です。実際に財務対応では、クラブへ融資する枠がどのくらい必要なのか、クラブへの補填の枠がどのくらい必要なのか、それからリーグそのもの体力・運営費・予備費も含めてどのくらい必要なのか、この3つの枠の中でバランスをどう取ってやっていくのかの意見交換をさせていただきました。

②新たな融資制度について

二つ目が新たな融資制度の創設についてです。

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