Jウォッチャー ~日本サッカー深読みマガジン~

「グローバル化を進めていくJリーグの橋渡し役としてご活躍していただければ(村井チェアマン)」Jリーググローバルアンバサダー発表会見(1)

6月27日、Jリーグはジーコ氏、ギド・ブッフバルト氏、ドゥンガ氏、洪明甫氏のJリーググローバルアンバサダー就任を発表。発表会見には元鹿島の選手・監督として活躍したジーコ氏と浦和で選手・監督として活躍したギド・ブッフバルト氏が登場した。

このJリーググローバルアンバサダーは、海外での影響力のるレジェンドとの継続的な関係性を再構築することで、Jリーグのすばらしさや価値を世界へPRするほか、かつて所属していたクラブでレジェンドと地域とのつながりを再構築することを目的としている。

会見での出席者のコメントを数回に分けてお届けします。


○村井満Jリーグチェアマン
「本日は、グローバルアンバサダーの会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
ジーコさん、ブッフバルトさん、本日はお越しいただきありがとうございます。お二人に加えて、ドゥンガさん、洪明甫さんもグローバルアンバサダーとしてご協力いただくことが決定しています。

グローバルアンバサダーの設立背景にと活動ついて少し説明させていただきます。
遡ること2017年の12月の年末、ジーコさんがマラカナンスタジアムで『ジーコチャリティマッチ』をされていました。その時に招待していただいて、その場にご一緒させていただく機会をいただきました。その時にジョルジーニョさんやレオナルドさんなど、我々にとって馴染みのあるセレソンたちが数多く集まってチャリティをされていました。ジーコさんが本当にOBやレジェンドたちを大切にされていて、そのネットワークそのものがブラジルサッカー界の大きな資産・財産だなと思いました。

日本に帰りまして、そういうOBの方々がどういった状態なのか、Jリーグクラブに所属していた外国籍選手の数を数えてみました。2018年3月28日現在なんですけど、外国籍選手が1,258名Jリーグで活躍されていました。そして母国の代表選手としてJリーグでプレーしていた選手が、そのうち362名もいることがわかりました。そしてらさに、その中でJリーグでプレーしてワールドカップで優勝した選手が延べ21名いて、ワールドカップで優勝経験した指導者やコーチングスタッフになった方々が実に8名いらっしゃいました。

そういった意味で、Jリーグの中でも大変多くの外国籍選手が活躍されている方がいることがわかりました。そういった方々のネットワークをしっかり(構築)して、Jリーグの実情やいろいろな現状をOBの方々を介して海外に発信していくことが可能なのではないかと考えて、ジーコさんにJリーグ外国籍選手のOB会の設立の話を持ちかけたところ、大変快く受け入れていただきました。それがまず発端となっています。

奇しくも一昨日、ラウンド16で広島にいて、ジーコさんと鹿島がベスト8進出した試合を見ました。そして昨日は蔚山に行って、ブッフバルトさんと浦和レッズがベスト8進出する場面にご一緒しました。
お2人ともにJクラブで選手経験もありますし、監督経験もあります。そういった方がコーチングスタッフや選手たちにとって、どれだけ心強い思いだったのか、昨日一昨日とご一緒する中で目の当たりにしました。

アンバサダーとしては、国際マッチにご招待して我々を支えていただくこともございます。、一方で現在150か国にJリーグの試合が配信・中継されています。世界中にJリーグをご紹介する状況まで来ていますが、こういったJリーグの現状をメッセージとして発信していただくお手伝いもお願いできればと思っております。現在、英語版のHP、twitter、Facebook、タイ語版でもFacebookを作っています。ウェイボーではJリーグを紹介するような中国語版も作っており多言語化を進めていますが、グローバル化を進めていくJリーグの橋渡し役としてご活躍していただくことができればと思っています。

今後Jリーグは世界水準で競技をしていくためにも、世界のトップランクの選手を招聘することが極めて需要なリーグとしての戦略でもありますし、若手の選手がどんどん世界のトップクラブとして活躍していく道を切り開くこともとても大切ですが、日本という国もしくはJリーグを世界に発信していくことで、そうしたレベルアップが図れればと思っています。
今回はその第一歩という形で発足しましたが、徐々に規模を広げながら活動エリアを広げていきたいと思っています。末永くJリーググローバルアンバサダーをよろしくお願いします」

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