【おさらい】理念強化配分金のポイントまとめ(2019年シーズンの順位に基づく理念強化配分金について)
12月7日、明治安田J1リーグ第34節が行われ、横浜F・マリノスの優勝が決定した。
そこで気になるのが、理念強化配分金。これまでお届けした過去記事を見ながら、改めておさらいしたい。
※Jリーグ配分金規定(J公式/PDF)
◎理念強化配分金の目的:日本サッカーの水準向上およびサッカーの普及促進など
(Jリーグ配分金規程第8条第1項より)
① 日本サッカーの水準向上およびサッカーの普及促進
② 若年層からの一貫した選手育成
③ フットボール環境整備
④ 選手や指導者の地域交流および国際交流の推進ならびにスポーツ文化の振興
※Jリーグ配分金規定(PDF)
◎「強化配分金」ではなく「理念強化配分金」になった経緯
「強化という言葉にしてしまうと使い道が狭まってしまうので、Jリーグの理念を実現するということで『理念』を入れています(村井チェアマン)」
(2016年PUBレポートメディアブリーフィングより)◎理念強化配分金の制度そのものが、3年かけて支給されるもの。中長期に渡りクラブの理念実現に対して寄与してもらえれば
◎理念強化配分金の配分方法(2020年から変更)
◎各年の支給基準額がより均等に。総額(27.8億円)は変わらず。変更になった背景と理由は?
「クラブから「理念の実現のためにたとえ年度で減額しても総額が変わらなければしっかり理念実現のために経営計画を立てていきます」という話もありました(村井チェアマン/2019年第8回の理事会後会見より)」
◎理念強化配分金の支給方法(Jリーグの審査を経て来年の夏前頃に支給)
「(2017年度の理念強化配分金は)2018年5月の理事会以降、基本的には一括でお支払いする想定です(Jリーグ経営本部・鈴木正雄本部長/2018年4月)」