川端暁彦がピックアップ!Jリーグ注目のルーキー5人はこいつだ!【コラム】
平均引退年齢は25歳前後。子どものころからの夢を追える幸せがある一方で、厳しい競争社会でのサバイバルを求められる舞台でもある。そんな環境へ新たにチャレンジするルーキーたちは毎年100人前後いる。来季もまた多くの選手がJリーグの門を叩くのだが、その中から注目の5人をピックアップしてみたい。
間もなく開幕となる高校サッカー選手権には、11人のJ内定選手がいる。それぞれ個性を持ったタレントだが、中でも注目はU-19日本代表でも主力を張るFW岩崎悠人(京都橘高校→京都)だろう。鹿島、FC東京、川崎F、G大阪などJリーグの複数クラブによる争奪戦になった選手だが、最終的に選んだ進路は地元の京都。鈴木慎吾スカウトの熱意が実った形だが、出場機会を重視しての選択でもある。
謙虚で向上心が強く、潰れ役になることをいとわない献身性も備える。そんなメンタリティが岩崎の持つ最大の魅力だ。自分の特長を問われれば「走ることと泥臭さ」と屈託のない笑顔と共に言い切ってみせる。頑張ることがカッコ悪いとも解釈されがちな世の中だが、そうしたスマートさを気取る風潮とは無縁の男だ。
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