「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 J1第3節 福岡-湘南】「次に向けてこの勝点1を繋げないといけない試合になった」/山口智

2024明治安田生命J1リーグ 第3節
日時:2024年3月9日(土)15:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/6,596人
結果:アビスパ福岡 1-1 湘南ベルマーレ
得点:[福岡]ウェリントン(6分)、[湘南]池田昌生(13分)

◎山口智監督(湘南);
Q:試合を振り返って
「立ち上がりに失点をしてしまい、警戒していたところでの失点だったのに残念でしたけれども何とか追いついて。勝ち切りたい試合ではありましたけれども、ピンチもあり、チャンスもあり、勝点1を持って帰れることをポジティブに捉えたいなというふうに思います。違う形でスタートして、いいところもたくさん出せたと思いますし、その反面、反省しないといけないところもあるので、次に向けてこの1を繋げないといけない、そんな試合になりました」

Q:違う形でスタートされたということで、その部分の表現としてはどういうふうに捉えていらっしゃいますか?
「攻守においてこの形の方が狙いをつけられると思ったし。実際にそういうシーンも作れたと思うので、結果勝ちたかったですし、それがうまくいったかどうか、それがベストの選択だったかどうかというのはちょっと分からないですけれど、用意してきて、みんなが理解をしてきていてプレーしてくれたので、これを勝ちに繋げられるようにしていきたいなというふうに思います。福岡さん相手なので、パワーと圧があるチームなので、そこに対する守備の面でというのもあったので、勝点1を取れたということをポジティブに捉えたいなというふうには思っています」

Q:守備の粘り強さのところとか、すごくポジティブな面も多い勝点1だったように思いますけれども、逆に取り切るというところで、どういうところが必要だとお考えでしょうか?
「やはり立ち上がり、特に15分、20分ぐらいはマイボールにできない瞬間であったり、長いボールばかりになってしまったり、選択の中でベストな選択ができてない。それはもちろん緊張とか、相手の圧とかあると思うんですけれど、やはりそこを乗り越えていかないことには最終的には相手を上回れない、そこが本当に課題なので、準備するところであったり、戦うところであったりというのは良くなっているとは思いますけれど、やはり、ボールを受けるであったり、チャレンジするというところは継続してやらないといけないと思います。それがゴール前に繋がっていると思うので、相手は圧をかけてきてくれたらという考え方ができたら面白いとは思いますし、そのための準備をもっともっとチーム全員でやらないといけないなと常々思っています」

Q:後半の28分頃に多くの選手が関わって後ろからゴール前まで攻め込んだシーンがあり股が、やはりああいったシーンをもっと今後も増やしていきたいということでしょうか?
「もちろんそうですね。ただ綺麗にああやってゴールまで行けるシーンというのは本当に数多く作れればいいですけど相手もいることなんで、ああいう形でが関われば本当にああやってチャンスを作れるというのを自信にしてほしいですし、その中でチャレンジがないと失敗はできないので、安牌じゃなくてそういうトライをすることが大事だと思います。本当に繋がりとしては、ああいうシーンが出てきたというのはすごく成果だと思いますし、それを立ち上がりからできるようになる、そういうことが理想ですし、選手もそういう思いを持ってやってくれているので、考え方と方法をみんなと模索しながら、やり続けられればいいかなと思います」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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