「football fukuoka」中倉一志

【無料記事】【記者会見 YBCルヴァンカップ準々決勝#2 福岡-FC東京】「残念な結果になってしまった」/ピーター クラモフスキー

JリーグYBCルヴァンカップ準々決勝#2
2023年9月10日(日)19:03キックオフ
会場:ベスト電器スタジアム/8,659人
結果:アビスパ福岡 2-0 FC東京
得点:[福岡]山岸祐也(38分)、小田逸稀(45+3分)

◎ピーター クラモフスキー監督(FC東京)
Q:試合を振り返って
「まず残念な結果で帰ることなってしまったと思います。全体として、まず前半のところは自分たちがゲームをコントロールしながら、うまく自分たちのバランスで戦えていたと思います。しかしながら、終了間際のところで相手に良い場面が来てしまい、そこを決め切られてしまって失点という形になってしまいました。そこは相手にうまく決められたと思っています。後半に関しましては、選手は持っているものをすべて出して戦ってくれたと思いますし、ゴールを取りにいこうと必死に戦ってくれたと思います。そういった選手の取り組み、ゴールに向かう姿勢というのは本当に誇りに思います。しかしながら、今日は自分たちにとって非常に厳しいチャレンジとなってしまったと思います。本当に残念な結果になってしまいました」

Q:まず差し支えなければ、森重選手、ディエゴ選手、俵積田選手の3人がいない理由を教えてください。
「まず水曜日の試合で森重が出場し、その後、疲労も溜まっていました。ベストを尽くしてくれましたけれども、この試合には間に合いませんでした。ディエゴも同じような状況です。大きな問題ではなかったんですけれども、この2試合は厳しい状況だったので今週は間に合いませんでした。俵積田に関しましては非常に良い若手の選手だと思います。私が就任してからここまで非常に良く戦ってくれて、いろんなものを出してくれている選手だと思っています。そしては将来的に期待できる、ワクワクするような選手だと思っております。ここに連れてこなかったのは自分の決断ですし、また彼が出場をするとき、呼ばれたときにしっかりと準備して仕事をしてくれると思います。ジャジャに関しましても大きな問題ではなかったですけれども、ここに向けては間に合いませんでした」

Q:これでカップ戦は天皇杯、ルヴァンカップも終わりました。残りのリーグ戦については、どのような目的意識で臨まれるのでしょうか?
「私もそうですし、選手全員も同じことですけれども、試合に勝つ、勝ちに向けて戦うというモチベーション、それは変わることはありません。我々は今、強いチームになるために発展しているところだと思います。自分たちが夢見ているチームになるために発展、継続して続けていかなければいけないと思っています。自分たちが強いチームになるために継続して発展していくという、そのメンタリティは変わることはありません」

Q:今日も3バックでスタートした狙いについて教えてください。
「水曜の戦いの中で良かった部分、良かった要素というのがあったと思います。そこを使いながら、良さの部分を考えながら戦いました。数日前にみなさんにお話したかもしれませんけれども、今の自分たちの状況を考えて、現状、どういった選手が使える状況なのかということを考えて、この戦いになりました。もちろんその中で7日間での3連戦ということもあり、チーム状況を考えた中でそういった形にしていきました。その中で自分たちが進化していく中、発展していく中で掴めたところもあったと思いますので、継続していって、もっと強いチームになっていければいいと思っています」

Q:ただ前半2失点して、後半は1点を取らないといけないシチュエーションになって、そこをどう打開しようとしていたのでしょうか?
「私のメンタリティもそうですし、まず我々のチームのメンタリティとして、次のゴールを奪いに行くというのは前半からあったものです。それは0-2になったとしても何も変わるものはないですし、自分たちが強いパフォーマンスを出すために戦っていかなければいけないものでした。前半に関しましても自分たちがコントロールしながらプレーできてる部分もあったと思います。しかしながら、ハーフタイムの少し直前の部分の時間帯というものを相手に有利に使われてしまったと思っています。もちろんアウェイでの戦いで、そういった得点というのが大きなものとなってしまいましたけれども、自分たちがトロフィーを取るようなチームになっていくために、逆にそういった時間、そういった場面を自分たちのものにできるようなチームにしていかなければいけないと思っています」

Q:今日は渡邊凌磨選手がキャプテンマークを巻いていましたが、彼にどんなことを期待されていたのでしょうか?
「私が考えているのは、11人のキャプテンがフィールドに立ってほしいということで、リーダーシップを全員が発揮してほしいと思っています。11人のキャプテンがいる中で、今日は凌磨がキャプテンマークを付けましたけれども、しっかりとクラブを代表して戦う中で、キャプテンマークを付けていようが、つけていまいが、自分らしく戦ってほしいと考えていました」

[中倉一志=取材・構成・写真]

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