無料:誤解を生む切り抜き写真が横行している加藤陸次樹のゴールは2DラインのJリーグでは「空中にある体部分が微妙に〇〇に見えたとしても疑わしきは罰せず副審の判定を支持」セレッソ大阪×横浜Fマリノス
Jリーグのオフサイドチェックは予算の問題もあり、2Dラインを使用している。UEFAチャンピオンズリーグや欧州四大リーグが使用している3Dラインのように、オフサイドの白黒が必ずしも付けられる訳ではない。
2Dラインにはグレーも生まれる(特に空中)。
そのため、「オフサイドに見える」「オンサイドに見える」のどちらの場合も
9割が“いや、これはオンサイド”“いや、これはオフサイド”という映像がない限り、
VAR(ビデオアシスタントレフェリー)は副審の判定を支持することになる。
今回の場合は、加藤をオフサイドと断言できる映像がなかったため、VARは副審のオンサイドを支持し、ゴールとなった。
JリーグのVARビデオアシスタントレフェリーは2名で画面の数と運用は?「VARはベストの判定ではなく、9割がミスと思うジャッジのみ介入」【レフェリーブリーフィング前編:審判批評】
誤解を生む切り抜き写真が横行してますが、蹴った瞬間とラインを引く位置が間違ったものばかりです。
それと日本ではオフサイドチェックが「3Dライン」ではないので、空中にある体部分が「微妙に」出ているように見えたとしても「疑わしきは罰せず」で、現場の判断をフォローする決まりになってます。 https://t.co/3N3FHUsTyX— いえぽん@プロサッカー審判 (@referee_iemoto) October 25, 2021
とはいえ、「これ絶対オフサイド!○○でてるし」とか「微妙ってなんだよ!微妙じゃなく完全にでてるし」と感じられる方のお気持ちも意見もよくわかりますし、尊重いたします。
— いえぽん@プロサッカー審判 (@referee_iemoto) October 25, 2021
「疑わしきは罰せず」という原則がある理由は、そうしないと法や権力の濫用が発生するリスクがあるから。疑わしいものを罰してしまうと、いずれ宗教裁判のようなことになりかねない。
ほとんどクロだと思える状況でも、明確な証拠がなければ罰さない。
法の歴史の中で作られた苦渋の基準なのです。 https://t.co/DkwipTQuUi
— ハイジ (@alps_lfc_fro) October 25, 2021