無料:大宮アルディージャ奥井のハンドリングは腕ではなく肩?浦和レッズ興梠のPKのフェイントはサッカー競技規則では?【山本雄大審判批評】
現在埼玉スタジアムで行われているJ1第20節の浦和レッズ×大宮アルディージャの埼玉ダービーで、議論できる大きな判定があった。
それは26分の奥井諒のハンドリングだ。
ハンドリングは、大前提としてボールが手または腕に当たらないと適用されない(参考記事:【ルール解説vol.15】ハンドリングとは?)。その上で考慮すべき点(参考記事:ルール解説vol.9)がある(参考記事:上川徹審判副委員長「腕に当たっただけでハンドリングとすべきではなかった」)。
さらに、このハンドリングで得たPKを興梠慎三が決めるのだが、PK時に興梠が助走を完了した後にキックしたのでは?という声もあがっている。
フェイントした時の足の位置
キックした時の足の位置
ペナルティーキック
違反と反則(中略)
競技者が一度助走を完了した後、ボールをけるためにフェイントをする(助走中のフェイントは認められる)。主審は、そのキッカーを警告する。
皆さんにはどのように映り、どのようにサッカー競技規則を適用しますか?後ほどFBRJで議論したいと思います。
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