アルビレックス新潟を定点観測する理由 Jを目指す「第1世代」クラブの現在地
本題に入る前に、11月に上梓予定の書籍の続報をお伝えすることにしたい。すでに15ある章すべてが揃い、時間を見つけてはブラッシュアップを繰り返す日々が続いている。今月30日には私の手を離れて、来月上旬にはいよいよゲラの状態となって戻ってくる予定だ。本書のタイトルについては、いずれあらためてアナウンスすることとして、ここでは本書に登場するクラブや大会を紹介することとしたい(クラブ名、カテゴリーは取材当時のもの)。
第1章 2016年地域CL
第2章 三菱水島FC(中国)
第3章 いわきFC(福島県1部)
第4章 コバルトーレ女川(JFL)
第5章 FC今治(JFL)
第6章 2018年全社
第7章 奈良クラブ(JFL)
第8章 FCマルヤス岡崎(JFL)
第9章 ホンダロックSC&テゲバジャーロ宮崎(JFL)
第10章 鈴鹿アンリミテッドFC(JFL)
第11章 福井ユナイテッドFC(北信越)
第12章 北海道十勝スカイアース(北海道)
第13章 2019年地域CL
第14章 福山シティFC(広島県1部)
第15章 クリアソン新宿(関東)
いかかであろうか。北は帯広から南は宮崎まで、そしてJFLから県リーグまで、幅広い地域とカテゴリーをカバーすることができた。もちろん、Jを目指さない企業クラブも登場するし、上記以外の「Jを目指す」クラブも、地域CLや全社といった大会を通して描かれている。果たして、あなたがサポートするクラブと本書で出会えるかどうか。それは、発売までのお楽しみとさせていただきたい。
さて日記にも書いたとおり、先週はJ2のアルビレックス新潟を取材してきた。J1から降格して3シーズン目。現在9位となっている新潟に、それほどホットな話題があるわけではない。それでも私はある理由から、このクラブを定期的にウォッチしている。今度の書籍にも関連する話だが、アルビレックス新潟は、アンダーカテゴリーからJを目指す「第1世代」クラブである──というのが私の見立てだ。
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