宇都宮徹壱ウェブマガジン

レジェンドの引退、最強のイラン、そして森保采配の謎 1月7日(月)~1月13日(日)

1月7日(月)晴れ@アブダビ

 7時30分起床。新しい一週間は、晴天のアブダビからスタート。朝食を摂ってから、さっそく奈良クラブの原稿執筆にとりかかる。明日が締め切りなので、今日は可能な限り原稿を完成に近づけたいところ。12時までに全体の8割まで仕上げることができたが、ブラッシュアップにはまだまだ時間をかけたいところだ。

 12時30分、英国人の同業者、ショーン・キャロルさんがドライバーと共に迎えにきてくれた。この日は彼のアテンドで、AFCのSNSにてアジアカップの日本代表について語るグループインタビューに参加。アブダビ市内の日本食レストランにて、元川悦子さん、河治良幸さんとともに、食事をしながらあれこれ語り合う。

 もっともSNSの場合、TVと比べて尺がかなり短い。議論が温まってきたところで「はい、もうけっこうです」とストップが入る。いったいどんな仕上がりになるのかちょっと心配。ちなみに「今大会、注目する日本代表」をそれぞれ挙げることになり、河治さんは柴崎岳、元川さんは大迫勇也、私は冨安健洋ときれいに分かれた。

 14時30分に収録が終了。車でホテルまで送っていただき、再び原稿執筆に集中する。17時40分、試合取材のため再び出発。タクシーでモハメド・ビン・ザイードスタジアムへ。この日のカードはイラン対イエメンで、試合内容についてはこちらに書いたとおり。この日、メディアセンターでは温かい食事が用意されていたのは、非常にありがたかった。

 22時30分に撤収。ホテルに戻ってスポナビのコラムを書き始める。ニュースをチェックしたら、横浜F・マリノスの中澤佑二が現役引退を表明したとのこと。川口能活、小笠原満男に続く、一時代を築いた選手の引退に時の移ろいを強く実感する。午前2時まで執筆して少し湯船に浸かり、2時30分就寝。

中澤佑二選手 現役引退のお知らせ

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